職安大繁盛

 いやー。遠くから見てもわかるぐらい、職安の前には人がいっぱい。勿論、入れなくて並んでる…とかではないのですが、大通りから1本入り、人目を憚るように建っている職安の前だけが変に賑わってました。
 該当する窓口に書類(離職票)を提出してからも30分待ち。
 職安が繁盛しない世の中が早く来ることを祈ります。
 で、何で職安に行ったのか?(前に仕事辞めた時も行ったことあるけどね)
 「受給期間の延長手続」のため。
 雇用保険(俗に言う失業保険)は、
「働く意志はあり、積極的に就職活動もしているのに、仕事が見つからない」
という人に、「1年間」支給されるものです(会社都合、自己都合など詳しくは職安HPなどでどうぞ)。
 しかし、病気や怪我、介護などかなりやむをえない理由、女性なら妊娠・出産・育児で、上の条件である「次の仕事で働く意志」はあっても、「実際には働けない」場合。
 就職活動ができない、職安にも行けない…とやっているうちに、受給期間が終わってしまう可能性があるわけです。
 そういう人は、延長手続き、つまり、「今は動けないから、受給できる期間を延ばして下さい、働けるようになったら受給手続きをします」という申請をします。
 離職票(離職する時会社がくれる)、理由を確認できる書類、印鑑を持って職安に行けば、手続きそのものは書類に記入してはんこを押すだけでおしまい。理由が「妊娠・出産・育児」の場合は、確認書類は母子手帳(表紙のコピーを取られます)。郵送も可ですが、母子手帳は対面で確認が必要なので行かなくてはいけないようです。
 私が調べた時は、離職理由と延長理由が同一(つまり妊娠)の場合、「離職後30日経過後、1ヶ月以内に手続きを」だったのですが、電話してみたら、手続きそのものはすぐでも構わないとのことだったので、今日行ってきたのです。
 併せて、教育訓練給付金の受給期間延長手続きも、「して損はないですから」ということでしました。それぞれについて書類を1通ずつ、住所と名前を書いてはんこ。
 まだ手続き期間前なので、雇用保険教育訓練給付金の各「延長証明書」は、来月になってから郵送されてくるそうです。
 1年ではなく最初から3年延長され、それをどこで切ってどこから受給するかは本人次第ということで、私の場合は、平成22年4月30日まで、受給期間が延長されます。
 …とはいえ…
 実際には、子供が早くとも2歳ぐらいになる頃には就職活動を始めないと、受給期間が無駄になるってことですよね。
 そんなに早く働き始めるのはまず無理だから、結局無駄になる気はするけど…
 大体、うちの区、待機児童が1000人ですよ。
 まあ、万が一のためにね。ええ。
 (ちなみに、職探しを始めて私が雇用保険をもらうと、今度は相方の扶養から外れるという、世知辛いことに)