2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

西太后死去

偶々昔観てましてねー、藤間紫さん主演の「西太后」。あれ密かに再演しないかなーと思ってるうちに先日亡くなられてしまいました。 その「西太后」の演出は無論というべきか猿之助さんでして。猿之助丈曰く、「日本でただ一人女形の演技ができる女優さん」だ…

つやつや!

顔だったらいいんだけどな…ってのはお約束で。 床を磨いてワックスかけた。 年末にできなかったし、絨毯敷いてるんで踏ん切りがつかなかったのだが、もう決意して、リビングの絨毯のない所と玄関への廊下全部。塗り塗り。 そしたら子供が立て続けに2回すっ転…

できること

「食」にかんすることだけが発達していく我が子… そもそも、もう随分前から1人でご飯を食べている。食べさせていた頃から「自分でやる!!」とぐずっていたので、さっさとスプーンを持たせたらガンガン食った。ので、めんどくさいし勝手に食わせている。1歳…

遅れるね

ここ数日の寒さのせいで桜の満開(イン東京)が遅れるのは有難い。来週末ぐらいには花見に行きたいもんだ。まあ駅に向かって桜並木があるからどうせ見られるには見られるんだけど。 ジェイムズ・クラムリー、小鷹信光訳『ファイナル・カントリー』(早川文庫…

芦原すなお『新・夢十夜』(創元推理文庫)

新・夢十夜 (創元推理文庫)芦原 すなお東京創元社 2007-05売り上げランキング : 500484おすすめ平均 暗い夢Amazonで詳しく見る by G-Tools 初芦原作品、と言っても別に意気込みがあったわけではなく本棚で何となく手に取った。短編集は読みやすいので。 勿論…

鮎川哲也『西南西に進路をとれ』(集英社文庫)

西南西に進路をとれ (集英社文庫)鮎川 哲也集英社 1987-02売り上げランキング : 710686Amazonで詳しく見る by G-Tools 発売当時としては未収録の短編を集めたもの。久々の鮎川哲也。まだ読んでなかったんで借りました。(注:鮎川作品はもう神だと思ってます…

ふとい

1日おきに皮膚科で注射打たれてる〜 発疹は95%は消えたんだけど飲み薬と塗り薬と(今年度はステロイドに縁があってしょうがないなあ)注射で治している所。 注射器は太いんだか針は勿論普通の太さ。でもやっぱりみんな、注射器の太さにビビるらしい(笑)。実…

横田順弥『奇想展覧会』(双葉文庫)

気がつけば読む本がなくなっており(予約中の本が当分来そうにない)アワワワワと直接本棚から抜き出して借りたシリーズ。 どっかで聞いたタイトルだと思ったら、山田風太郎の文庫全集にこんなようなタイトルのものがあったような。しかし御大のと今回のとは…

えみやだった!

TV

TV雑誌で、大河の武田勝頼が市川笑也だと知ってはいたんだけど実際見たら確かに笑也だった。 猿之助劇団の立女形である。当然「スーパー歌舞伎」のオトタチバナ他多数。 昔、熱心な歌舞伎ファン―というより猿之助劇団の追っかけだった友人がいて、彼女はよく…

アイランズ編著『東京の戦前 昔恋しい散歩地図2』(草思社)

図書館で、返却されたばかりの本の棚にあったので借りてみた。 私は東京人だけど、別に戦前が「恋しい」ってほどでもないが(笑) 昔の地図と今の地図が左右に並んでいて、名所旧跡が解説してあるのだが、昭和初期ぐらいだともうやっぱり街路は変わらないの…

今頃気づいた

TV

今日、見ないままたまっていた「キ〇ナ」をまとめて観ていて、今更、高橋セイザーX良輔氏が出ていることに気づいた… ”別班”にいつも茶々を入れる2人組の刑事の若い方。 いや、ふとエンドロールを見ていて名前が出てきて、思い返せば確かに彼の顔の俳優がいた…

東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋)

容疑者Xの献身 (文春文庫)東野 圭吾文藝春秋 2008-08-05売り上げランキング : 385おすすめ平均 ガリレオ湯川がクールな名探偵というより人間味があって良い。ただ、石神がここまですることにどうも納得がいかないとても読みやすかった。一気に読みました。Am…

京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』(上・中・下)(講談社文庫)

分冊文庫版 陰摩羅鬼の瑕(上) (講談社文庫)京極 夏彦講談社 2006-09-16売り上げランキング : 35002Amazonで詳しく見る by G-Tools 決して楽なのではなく、昨日もそうだが、痒み(耳鼻科でもらった抗生物質に当たって薬疹が出た)を紛らわすために読んでいた…

湿疹がああああああ

朝起きたら顔が真っ赤に…ひえええええ。おでこだけ無事でほっぺがぐえええええ。 そういえば、昨夜寝ながら「手がかゆい…」って思ってたなあ。手はずっと手湿疹、いわゆる主婦湿疹です。皮膚科の先生のアドバイスにも拘らず昨日はお湯で食器洗いはするわ子供…

ひろめて2冊

高橋克彦『天狗殺し』(集英社文庫) 高橋克彦『文明怪化』(集英社) 「完四郎広目手控」シリーズ。 うっかり追っかけ損ねて、今の所確か5冊のこのシリーズを、1→3→4→2という無茶苦茶な順番で読んでしまった… でもまあ、頭の中で順番を補完すれば、ね。 今…

ひらいずみく〜ん

今日は実家に行き、実家からすぐの世田谷美術館で「平泉」展を見てきました。やるよやるよーと私が母に伝えておいたので前売券を買っておいてくれて、200円得。いやホント、料金に見合う展示なんて滅多にないからなー。 中尊寺金色堂にも毛越寺にも10年前に…

入江曜子『貴妃は毒殺されたか 皇帝溥儀と関東軍参謀吉岡の謎』(新潮社)

貴妃は毒殺されたか―皇帝溥儀と関東軍参謀吉岡の謎入江 曜子新潮社 1998-05売り上げランキング : 136204Amazonで詳しく見る by G-Tools これは凄い本だ〜!! この入江さんの文章は、『李玉琴伝奇』でもそうだったのだが、ドキュメンタリーなのだがやや小説…

…。

夜横になると咳が出て眠れない、が自力では解消されないっぽいし解消されないと週末泊りがけの法事で義母と一緒の部屋なので困るので、皮膚科のついでに耳鼻科に行ってきた。 それぞれの診療代と薬代合わせて、4日分の生活費が飛んでいった。 10円でも安い店…

泡坂妻夫『蔭桔梗』(新潮文庫)

すげえ。 ええとこれは『折鶴』ともう1冊なんだっけ、で3冊まとめて思う所を書きたいと思っているのだが時間が。 メモ。 ・半蔵門線が通って神保町が大変 罪悪感 ビル化 神田が住みにくい遠かったところが通勤圏に 幕張春日部 ・着物じゃなきゃ駄目 ・直木賞…

うーん

タイトルがそのまんまですが、昨夜は咳してて眠れんかった… 風邪は治った…と思うんだけど咳だけ。しかもこういう場合は、布団に入ってあったまると出るんだわ。 旦那のいびきと私の咳に挟まれている子供が起きたら地獄を見るのは我々なので、とうとう掛け布…

京極夏彦『邪魅の雫』(講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)京極 夏彦講談社 2006-09-27売り上げランキング : 31378おすすめ平均 正統派ミステリ小説。連鎖殺人事件榎さん。このシリーズが読めるだけで幸せAmazonで詳しく見る by G-Tools 本屋でみかけて、わー読んでなかったーって借りた本。…

宮崎玲子『オールカラー 世界台所博物館』(柏書房)

オールカラー 世界台所博物館宮崎 玲子柏書房 2009-02売り上げランキング : 154438Amazonで詳しく見る by G-Tools 最寄の図書館で見かけて即借り。多分この宮崎先生は、昔夢の島熱帯植物館にイベントの納品をしていた頃、世界の台所を再現するという部分で凄…

寺尾紗穂『評伝 川島芳子―男装のエトランゼ 』 (文春新書)

評伝 川島芳子―男装のエトランゼ (文春新書)寺尾 紗穂文藝春秋 2008-03売り上げランキング : 36905おすすめ平均 「評伝」というより「ノート」冷静に事実を積み重ねた評伝。良書だ事実は小説よりも...Amazonで詳しく見る by G-Tools 東大の修論に手を加え…

入江曜子『我が名はエリザベス 満州国皇帝の妻の生涯』(ちくま文庫)

我が名はエリザベス (ちくま文庫)入江 曜子筑摩書房 2005-10-05売り上げランキング : 45601おすすめ平均 美しい文脈で◎ですAmazonで詳しく見る by G-Tools あくまでも小説である。裏表紙にあるのが「ノンフィクションノベル」という、天下のちくまにしちゃあ…

マイクル・コナリー 古沢嘉通訳『終決者たち』上・下(講談社文庫)

終決者たち(上) (講談社文庫)古沢 嘉通 おすすめ平均 無駄な描写がない洗練された上品な警察小説大変に気になる外れなしまっとうな警察小説でしたボッシュ・シリーズの新たなバイブルAmazonで詳しく見る by G-Tools 終決者たち(下) (講談社文庫)古沢 嘉通 お…

ブログ予定:泡坂妻夫『折鶴』(文春文庫)

短編集。素晴らしい4篇。いやもう素晴らしいとしか言いようがない。今ブログを書いている暇がないのが本当に口惜しい作品とはこういうものを言う。