2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幻のエクスプレス

『オリエント急行殺人事件』。これは自前で持っている。 犯人は、確か昔読む前にネタバレされてたと思う(『そし誰』『アクロイド』とコレは、最も読む前にネタバレされやすい作品だろう)。 実際に起きた事件をモチーフにしていることでも有名で、発表され…

「香水」

以前、映画化を機にブログでも採り上げた『香水 ある人殺しの物語』。 映画の方は、公開中のヨーロッパでは早くも話題騒然とか。映画版タイトルは「パフューム ある人殺しの物語」…同じじゃん。 http://cinematoday.jp/page/N0009344 楽しみ楽しみ。早く見た…

クリスティーとドイルのこだわりカップル観

『ナイルに死す』。犯人メチャ憶えて過ぎトリック鮮明憶えて過ぎで、しかもユスチノフ版の映画もスーシェ版のドラマも観てるのに(笑) 犯人を知っていて読み返すと、「こんなにも最初っから正しい手がかりが撒き散らされてあったんだ!!!」と驚きます。 ま…

くくく苦理捨意

あー。まとめて書けないうちに、いいこと思いついてもその端から全部忘れていく(T_T) とりあえず今日のっす。 『死との約束』。中近東アンマンでの出来事。これも、大金持ちで気前がいいけど家族に全く自立を許さない迷惑富豪もの。しかも今回は、家族を抑え…

寄り道でアリンガム

今日はちょっと寄り道して、マージョリー・アリンガム『屍衣の流行』(国書刊行会、世界探偵小説全集40、新刊)。(クリスティー『満潮に乗って』も読んだけどね) いやー。アリンガムについてはブログでもリコメンドしたけど、やっぱ面白いわ。クリスティー…

誰かが着ると思えば捨てられる

のです。 先週、着るようで結局着ない服を、海外に衣料援助を行なっている団体に寄贈しました。 松居一代さんの本に刺激を受けて(笑)、要らないものをためこんでいても意味がない!!と本当に感じた、その一環。 今時、素人でもいくらでも自分の物を換金する…

インドの人は知っている

例によってどんどん飛躍していく話。 数日前から、図書館の新着図書コーナーに、プログラミングの「Ruby」の本が置いてある。 プログラミングって、どうしてPearlとかRubyとか宝石なんだろう(笑) 「ルビを振る」の「ルビ」の語源が本当に「ルビー」であるこ…

磨く…

磨いたね… 五徳を… 「重曹を溶かした水に一晩漬けてからこすると、がんこなこびりつきも落ちる」と昨日挙げたサイトにあったので、試してみました。 うちの五徳は、ビルトインコンロの、横に長いのが2本。漬け置きは、シンクか風呂桶でしかできません。風呂…

秋のスイーツ写真在庫一掃

左から、「かふぇプリン」(「カフェぷりん」だったかな)。近所のイタメシ屋にて。おいし〜いプリンの上にコーヒーゼリー。発想は面白いけど…プリンだけで美味しいのに何故コーヒーまで?しかもプリンの下にはカラメルシロップがたっぷり。むしろコーヒー不…

炎の英雄シャープ Episode1 第95ライフル連隊

ショーン・ビーンが、裏切り者でもテロリストでもないドラマ(笑) 何でこの人、ハリウッド映画に出るたんびに裏切り者(「007 ゴールデン・アイ」)だったりテロリスト(「パトリオット・ゲーム」)だったり悪者なんでしょうね〜。イギリス人俳優っていい役か…

モダン・パラダイス展(国立近代美術館)

うーん… 何か、想像してたほどじゃなかった… 東西比較というので、もっとバカバカ比較してあるかと思ったら、わかるような比較は各コーナー1組、つまり5点程度で、あとはまあ「比べられる、と言えば言えなくもないかな」という小品が並んでた。しかも、「モ…

ムシで思い出した

これ本当。 土曜の朝、上野に行くべく家を出たら、すぐ近くで、ヘビ発見。 相方も見たので、2人して見間違いということはない。30センチか、うねってたのでもうちょっと長くて40センチぐらいの、太さは1.5センチぐらい。茶色の縞々か、まだらだったかなあ。…

リベンジ上野成功、美術館のハシゴ

今日は、Oisix(午前中に指定しておくと、8:00過ぎに来る!(笑))を受け取り、さっさと飯食って上野へ。ボードワンさんと、ダリと、ベルギー王立美術館展を見てきました。 疲れた…(暑かったし) だって…昨日「行こう」と宣言しておいたら、本当に相方に、 …

ドイツんだ?オランダ!

上野のボードワン博士の像、あの、33年間!!!間違って弟の像が立ってたってやつ、既に数日前から話題になっていたのがまた今朝のワイドショーで出ていて、もうすぐ11:00から除幕式だっていうんだけど…無理だよねえ。 除幕しなくても幕が吹っ飛んでるんじゃ…

恋と王冠

エロール・フリン シグネチャー・コレクション えーと、エロール・フリンを観た、のではなく(笑)このコレクションの中に入っている「女王エリザベス」を単独で借りて観たのです。通信レンタルしてると、「本命」のDVDの順番待ちの間に、こうして「押さえ」的…

クリスティー再読はまだ当分続く

今週はアガサ・クリスティー文庫でのクリスティー再読をボカスカ。 いやー懐かしいっすねえ。小学生、20代半ばときて、30代で三度の読み直し。やっぱり、自分が変わるとまた新しい楽しみ方もあるし、昔はこういう所が楽しかったんだよね、とあらためて思い出…

先週末のレックス・スタウト

先週後半はスタウトのネロ・ウルフもの他を立て続けに行く。これも、自前の本の読み直し。 『赤い箱』、『ラバー・バンド』、『毒蛇』。 やっぱりウルフとアーチーはいいね。 しかし、ウルフはビール好きで、車で来た人(というか、アメリカ社会は車当然なん…