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ケルト紀行 単行本 | |
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そうか、「ケルト・フリンジ」ねえ(元々中央にいたケルト人が周囲に追いやられて落ち着いた場所がヨーロッパの辺縁なのでこう呼ぶ)。うーん、ケルトって何だか日本におけるアイヌみたい?だなあ?まあ日本については諸説あるのでこのへんで。
ストーンヘンジ、ロンドンから道路が空いていたのでそんなに時間がかかった印象がないのですが、地図で見るとソールズベリはやっぱり結構なケルトかも。
それにしてもやっぱり、『指輪物語』はケルトとは切っても切れませんね。元々『指輪』にはトールキンが様々な実在のモチーフを取り入れた、と言われており、『指輪』は、「トールキンが作り上げた理想の英国史」=「ノーマン・コンケストがもしなかったらの英国史」とさえ言われてます。確かに。彼が理想としたのはヨーロッパ中央部のゲルマンらしいですし、それを象徴するのがローハンで、人類の古代文明(ギリシャ・ローマ)的な文化がゴンドールだとかで…(ここでこれ以上詳しくは書かないが)。アラゴルンの祖先は西からやってきた。そしてエルフたちは中つ国を捨てて西に去る(ホビット庄がブリテン島あたりだとか…)。おお、「ティル・ナ・ノグ(常若の国)」、『アーサー王の最期』だ。なるほどねぇ。
ウェールズ、ケルト関連の本は続けて読みます。
だけど、ロンドンで買ってきたアイルランドの本(薄いの)が家の中で行方不明…英語だから読めないでいるうちに(笑)。