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妖怪と歩く―ドキュメント・水木しげる (新潮文庫) | |
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しかし当人同士はともあれ、この2人の因縁は因縁。しかし、水木先生の雑誌進出のくだりは、ドラマの方では「〇3事件」のワの字も出さずにあっさりスルーしているあたり、やっぱりNHKってのは「正統」寄りなんだということをあらためて思った。(某雑誌の原稿持ち逃げ事件も、加納女史がやるんかと思ってたら結局普通に彼女も消えつつあるしな…でもそういう生々しい部分をぜーんぶ抜いても無理矢理成立させてるのが朝ドラってもんだからしょうがないか…)
あと、昨日読んだ『本日の〜』にあった、水木先生の講演をわざわざ頼んだNHKの番組での女性中堅アナのひどい所業と合わせても、水木先生本人が飄々としてるからいいけど、NHKってやっぱり失礼なんだな〜。さんざん儲けさせてもらったりドラマで賞取らせてもらってたりしてるくせにね〜。ちょっと前の某朝ドラ「ちりとて〇ん」で、「視聴率が取れなくてもDVDが売れたから成功」とか普通にプロデューサーが言ってんだから、ホント料金払いたくないよな。うち自動引き落としだけど、心の中では不払いだYo!
まあ、神あるところ、俗世があってよし。光が偉いとは限らない。水木作品にそんなに詳しいわけじゃあないけれど、この2人の関わりを知る限りではやっぱり私は判官贔屓。いや水木先生は別に判官じゃないけどね。
それにしても、第7回手塚治虫文化賞の特別賞って水木先生だったのね…(この、「手塚」と名のつく賞でのスピーチも、この本で読んで素晴らしいと思った(笑))
ぬう〜ん。この第7回にみ〇もと先生が受賞なさっていれば、私はパーティで水木先生を見ることができたのか!ぬう1年のニアミス…って、み〇もと先生だって受賞されたのは特別賞じゃん!だからムリじゃん!なんてすっごく下らないことを考えてしまったのは、み〇もと先生ファンには内緒ね。フハッ。(だけどこの水木しげる→みなもと太郎という連続は、例え朝日の賞と謂えども見物ではある)