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最悪 (講談社文庫)
最悪 (講談社文庫)奥田 英朗

講談社 2002-09-13
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客室乗務員は見た! (新潮文庫)
客室乗務員は見た! (新潮文庫)伊集院 憲弘

新潮社 2007-05
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 飛行機での椿事、というと、「機内で出産!」といった、”いい話系”は割と有名ですが(この本にもあります)、これも有名になりつつある、機内での乗務員への理不尽な暴力の話を読むと、本当に胸が痛みます。特にもう、腹が立ちまくったのは、中年女性客から女性乗務員への執拗な嫌がらせ。酔客の暴力沙汰も酷いですが、女性客のインネンってのは凄いですね。特に国際線には、距離に比例する危険手当でもあった方がいいんじゃないかと思っちゃいますね。また、こういう本があるということは、むしろ、本に書けないもっと凄い話もきっとあるということね、なんて思ったりもします。
 他にもあるようなので読んでみます。↓
客室乗務員の内緒話 (新潮文庫)
客室乗務員の内緒話 (新潮文庫)伊集院 憲弘

新潮社 2008-11-27
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職人ワザ! (新潮文庫)
職人ワザ! (新潮文庫)いとう せいこう

新潮社 2008-03-28
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 一番欲しいなと思ったのは、向島にある京小間物の店で扱っている、大人用の「筥迫(はこせこ)」。これは女性なら一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。7歳の七五三の時に胸元に入れる小さな箱です。私はこの名前を母からその時に聞きました。すごーく気に入ったのに、着物を片づけるとさっさとそれもしまわれてしまいました。何でこんな可愛い物を普段から持っちゃいけないんだろう!と思ったのに…。要は昔のポーチなんですよね。で、この「はこせこ」が今キていると。うーん。アロマテラピーといいポプリといい、「女子の趣味」の大方は小学生の時にやりつくしてしまった私が、またも時代の先を行き過ぎて空転していたことが判明!(?)
 この「はこせこ」、何がいいって、ポーチなのに何故か、びらびらの銀の簪を挿しておくんですよ。でそのびらびらが胸元で揺れるわけですね。これが子供心にもやりたくてやりたくて。
 「はこせこ」そのものは、大きくなってから「懐紙を入れるもの」だと知りました(他の小物も入れますが)。で、この懐紙というのは、所謂ナ〇キンであるとか、ああいうコトの後の始末に使うものだとか、とにかく、単なるティッシュポーチではなくて、「はこせこ」を持つということは一人前の女子の証であったと。それが7歳って…まあ、男女七歳にして席を同じうせずと昔は言いましたし。とりあえずそのへんということで。いや私の聴いた話がアレすぎるのであって、深い意味はないかもしれませんが。(今ちらーと検索してみたら、やはり色々な小物を入れて、昔は「実質的な嫁入り道具だった」と…)
 でも、そこに何で簪を挿すのか?ということについては、理由はついぞ聴いたことがありません。今度調べてみよう。単なる装飾、とも思えません。「はこせこ」自体に、ストラップのような組紐だとか、房飾りはついてるので。七五三つまり子供用だけでなく、今売れているという大人用の「はこせこ」にも勿論簪は使います。もしかして、アンナコトやコンナコトがあっての後で、もし簪にナニカあった時の予備かしら…まさかそんなことはないですよね。銀の平打ち枕に落ちて云々。
 しかしWikiに項目がないとはなぁ…。
 こんな感じですね。いいなーこの簪だけでも欲しいなー。びらびらフェチ。
 
 七歳セット。こないだのうちの子の三歳セットは履物とバッグのみ。髪飾りは小さいのを別に買いました。七歳になると髪飾りもいいものはすんごい値段しますね…。こないだデパートで見て仰天しました。私の時のやつ、まだ綺麗かしら。

 他、小説1冊、エッセイ1冊。