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簡単に断れない。 (文春文庫)
簡単に断れない。 (文春文庫)土屋 賢二

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貧相ですが、何か? (文春文庫)
貧相ですが、何か? (文春文庫)土屋 賢二

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 この、『貧相』に、私も説明&見学会に行った某幼稚園が登場した。この方のエッセイには、勤務先の大学とは全く関係のない「K」という地名が何故かよく出てくるのだが、その「K」という所にある幼稚園である。しかしこの方の文章の例に漏れず、結局この方がその幼稚園に何をしに行ったかはとうとうわからなかった。わかったのは、最寄りの駅まで幼稚園の職員がこの方を迎えに行ったが会えなかったこと、お茶などがちゃんと出てきたこと、方針通り確かに自由放任保育で、理事長も子供に紛れていたこと、だけである。
 ちなみにこの幼稚園、面接で子供の性質を理由に落とすことはないが、「定員を超えた場合、近い子供から採り、超えた分をお断りする」という選抜方法。「幼稚園はあくまでも普段の生活の範囲にあるべき」という考えであり、これには私も賛同する。そして、我が家はこの幼稚園から2キロ以上離れている。かつ、入れてくれるのはせいぜい1.5キロ圏内が目安だという。まあ確かに、毎日2キロを2往復は不可能だよ。
 一応願書は初日に取りに行ったものの、その時点で既に定員をオーバーしており(封筒に通し番号が打ってあった)、「遠い」という理由だけで切られるのなら考査料5,000円が勿体無いので結局出願はしなかった。旦那も同意見だけど、子供に問題があって落とすのではないなら、考査料をタダ取りされるいわれはないような気がする。ちなみに考査料の相場は3,000円であって、この幼稚園は入園金も保育料も安いのに何故か考査料だけが高い。
 ちなみに、そういう方針で、しかも小規模で、園バスはない。同じ距離で同じようにバスがなく、願書は出したが面接は辞退した園がもう1つある。縁がなかったと思うしかない。実際に入れてくれた幼稚園は我が家から直線距離で700メートルである。但し、隣の区。変な所に住んじゃったなぁ。
 で、ツチヤ先生、本当に、何しに行ったんですか???
教授の異常な弁解
教授の異常な弁解土屋 賢二

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