ビーフストロガノフ

t_masamune2007-05-15

 先日、SGA851様の日記で「食べた」とあり、急に食べたくなって。
 「キューピー3分クッキング」でも以前やっていたのを見たし…
 そういえば、ストロガちゃんって、子供の頃に母が1回だけ作ってくれて以来!!!つまり自作は初めてです。
 というわけで、レシピはこちら。この番組、レシピを公開してくれているんですね〜(「きょ○の料○」はテキスト買わすのに)。
 http://www.ntv.co.jp/3min/0612/1209.html
 この週は東欧系の料理の特集で、ちょっと声の高い女性の先生がノリノリで、しかも、あんまり馴染がなく難しそうな料理が実は簡単!という週だったのを憶えています。
 ストロガちゃんというのは、要は「ちょっと酸っぱい牛肉のクリーム煮」。
 茶色を出すポイントは、じっくり茶色くなるまで炒めた玉ねぎと、そこに加える小麦粉、とレシピにはあります。
 元はフランス人シェフがロシアのストロガノフ伯爵のために作った料理だそうですが、フレンチとロシアンが見事に融合した感じのレシピです。フレンチのビーフシチューなどにも、小麦粉を予め焦がさないよう茶色になるまで炒めた粉を、具を炒める時に振り入れるので、そのへんも入ってると思います。
 ロシア料理といえば玉ねぎ、ともレシピにありますが、確かに、ロシア人歌手シャリアピンが日本の帝国ホテルにリクエストして考案された「シャリアピンステーキ」も、肉を玉ねぎのみじん切りに漬け込み、一緒に焼きますね。
 私はサワークリームもロシア料理も大好きなので、よろこんで♪サワークリームを入れちゃいました。
 その割に、昨日スーパーで買った時は、90ml入りしかなくて、1個が高いのでこれを2個買うのはキツくて…(^^;)。本当は2人分だと1カップ必要なので、残りの110mlは、レシピにも載っている「自家製サワークリーム」で。自家製つっても、プレーンヨーグルトと生クリーム(乳脂肪分40%以上のもの)を同量混ぜるってだけなんですが。ヨーグルトだったら残っても普通に食べるし。
 ここで注意。割安な「ホイップクリーム」という商品名のものをよく見ると、植物性脂肪でできてるんですね。これではいけないようです。なので、やや高いのですが、本物の「生クリーム」を購入。
 確かに、この自家製のも、近い味がします。本物のサワークリームの方が硬いですが…
 と、クリームに金をかけた割には、牛肉は近所の不味いスーパーの薄切り(本当は塊を切り分けるのですがそんな贅沢は)、玉ねぎも冷蔵庫で古くなってたやつ、という、アンバランスなメンツでした(笑)
 トマトピューレは、2人分で大匙1/2しか使わないのに買うわけにもいかないので、ケチャップで。先日作ったトマトソースも1瓶あるにはあるのですが、これは唐辛子を入れすぎてかなりピリ辛のソースになってしまったのでNG。まあ大した量入れないんで、ケチャップでもさほど味は変わりませんでしょう。
 手順通りに肉、玉ねぎを炒め、肉を戻し入れてクリームを…
 入れた時は、「あれ、こんなに白いの?」と思いますが、混ぜているうちに玉ねぎの茶色が染み出して、ちゃんとした薄茶色になります。
 え?添えるのは「キノコピラフ」じゃないのかって?
 んなもん、バターライスで上等!!
 ハーブを飾るだあ?これっぽっちのために?パセリで十分!(こうして家庭料理は崩れていく…)
 完成品は写真の通り。
 美味しかった〜〜〜〜♪
 酸っぱいのにかなり重みもある。コクコクなのにサワー。この独特のロシア感がたまりませぬ〜〜〜♪