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 群ようこ『かつら・スカーフ・半ズボン』(ちくま文庫)
 大変に共感でき楽しかったのだが、詳しく書いている暇がない。
 斎藤吉見『武田信玄』(信濃路出版)
 異色の武田家。主人公は信玄というより高坂弾正山本勘助。信玄・弾正・勘助の関係が独特。恐らく今年の大河の種本の1つ。
 以前にも書いたが「大河の脚本」とは、どんだけ人の小説をパクッて繋いでも出典を明示しなくてよいというおいしい仕事である。
 阿川佐和子檀ふみ『太ったんでないのッ!?』(新潮文庫)
 遠藤寛子『算法少女』(ちくま学芸文庫)