うわさはさわこ

 今日の「きよしとこの夜」のゲストが阿川佐和子さんと小堺一機さん。(でも多分見忘れる)←追記。珍しく見ました。
 互いの父親の話をするらしいのだが、それで思い出した。
 小堺さんの父上は寿司職人なのだが、はっきり言って息子より美形、つまり今では美老人なのである。写真を見て驚いた。
 これは、ブルース・オズボーンさんという写真家の、『OYAKO』という写真集に載っていたのだ。

OYAKO(親子)
OYAKO(親子)ブルース オズボーン Bruce Osborn

シンコーミュージック 1998-12-10
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 色々な写真を撮っていらっしゃるが、”親子”も彼の重要なテーマ。有名人一般人問わず、どれもそれらしくかつ自然に撮られた面白い写真集である。
 昔、最初の会社にいた頃、横浜のランドマークタワーで行われた彼の写真展「親子展」の、企画持ち込み側の責任者をやったことがある。打ち合わせ、実際に展示する写真を選び、運び、展示の現場監督まで。彼の”親子”シリーズは、展示用の大きな写真は布に印刷した特殊なもので、扱いが難しかったのを憶えている。が…肝心の、小堺さん親子の写真は展示したかどうか、憶えていない。チラシに採用したのは、シーナ親子(シーナ&ロケッツのシーナと娘さん)だった。『親子』の表紙の写真である。
 この「親子展」は、その前に「ゲートシティ大崎」のオープニング記念イベントでも行なわれ、その時も担当した。オズボーンさんは、なかなかかょうきんな方だった。オズボーンさんと、この大崎でのスタッフみんなで撮った写真はとても懐かしい。ちなみに、オズボーンさんは、1人だけ、シャッターを切った瞬間にすごい恰好でジャンプしてたりする(笑)
 (余談だが事務所は勝鬨、作品の倉庫は月島にあって―まだ同じかは知らない―、この時初めて月島のもんじゃというものを食べた。)
 しかし…
 親が有名人である組み合わせの場合、一緒に写っている子供もそれらしい肩書きがついていたりするのだが…大抵は、その後名前を耳にしない。
 ということで、阿川さんと小堺さんはエライのかもしれない。あ、阿川さん親娘を撮る気はないのかなあ(元々彼女が芸能界入りしたのも、親娘で撮った写真がきっかけだし)、オズボーンさん。今撮ってもすんごく面白いと思うし、今のうちに撮っておかないと、父上が(以下自粛)。