そういうわけで事情を。

 貸出カードをなくしてしまったので、一旦貸し出し中の本をゼロにするため、全部の本を読み終えて返した。
 実は、大抵は、図書館が余りにも近いため、全部の本を返してまた借りる、ということはなく、毎回少しずつだぶっていたのだ。
 いやー、たまに「ゼロ」にすると、気持ちいいなあ(笑)
 ということで、おや、今借りてる本が手元に1冊もないなら、買った本を読めよ自分!という、もう1人の自分が目覚めて(笑)、読み始めましたよ、
 『仮面ライダー響鬼の事情 ヒーローはどう<設定>されたのか』(笑)
 …これ、買って1年ちょっと経ってるよ!
 確かに憶えてるよ…去年の4月末の発売日に届いてさァ、8月の入院中に読もうと楽しみに取っといたりしてさぁ、結局行き違って持っていかなくてさぁ、その後も何となく、借りた本を読んでいて全然読まなくてさぁ(笑)
 …1年ぐらい、すぐ経つってことだよなぁ(笑)
 まあ、別にどうしても読まなきゃいけない本じゃないし、タイトルが思わせるほどにスキャンダラスな内容じゃないのは知ってるし(笑)。つまりは、まえがきで著者は色々言い訳してるけど、要はあのタイミングでこのタイトルならある程度は売れる、っていう本なのよ(笑)。悪いけど。えんえんと設定の話が続きます。そもそも著者は「特撮ライター」であって、結果的に「響鬼」になった作品が、まだ全然形もない頃から設定に関わり、実際の放映開始以後はその手を離れていた―――という人なので、あくまでも「前段」であり、例の「あの話」なわけがないのである。というわけで、あの話を期待している向きは、別に読まなくてもいいです(と、営業妨害?)。何かを企画するってのは大変なんだなぁ、ということとか、ヒーロー物を作る時の色々な段階(最初のコンセプト、オモチャ会社との関係、などなど)がわかって少々勉強にはなるかな、というところ。今の所はね。まだ最初の方読んでるだけです。