ベビー用ゲート

 うちの台所はカウンターとはいえ、単にそのカウンターの分回り道をしなくてはいけないだけの却って面倒な設計なのだが、1つだけいいことは、独立しているから出入り口の部分に子供用ゲートをつけてしまえばハイそれまでよ、な所だ。
 今流行りというか、奥様憧れのアイランド型キッチンなんてのは、実際子供が小さかったら危険だよなぁ。火元や、正にアイランドな作業台へ一直線。あと、広々しすぎてどこにもゲートがつけられない台所も困る。
 そうそう、こないだ自分が火傷したのもあって痛感したのだが、子供はとにかく入らせないしかないですよ。子供の事故で多いのは炊飯器が低い所にあってその蒸気口で火傷、というのなんだけど、あんな低い所(大人の膝ぐらい)に置くようになっている棚も信じられないが、ゲートをつけられる作りなのにつけない親も信じられない。それに、どんなに料理が上手くても包丁を落とさないとは限らない。
 とまあ人を批判するのは主旨ではないので措いといて、ともあれ、うちは数ヶ月前にゲートをつけました。つけた頃は、まだまだ早いかな?と思っていたのですが、それからあっという間にハイハイはすごいスピードになるわ、さっさとつかまり立ちするわ…最近は、片手を離したり、両手で掴まって片足上げてみたりと余裕までぶっこいている(笑)
 これで、どんんだけ、ゲート掴んで立って「出してくれ〜」、じゃなくて「入れてくれ〜」でワンワン泣こうが無視。まああんまり無視してても情操教育によろしくないので、一段落したらこっちが出て行く。間違っても入れちゃ駄目。ゲートの意味ない(笑)
 リッチェルという、これも有名な子供用品メーカーの、「木のワンタッチゲート」。
 
 これ、確か1万円近くしたけど、大正解でした。
 つけてみてからわかったのですが、子供がこのゲートどの部分を掴んでいる時に開け閉めしても、手を挟まないデザインになっているのね。どこもぴっちり合わないの。特に、ドア部分の下と枠の間。ここがぴっちり閉まるデザインのものもあって、それだと手を挟みますので注意。
 高さは、背の小さい私だと丁度マタの辺り。使えるのは2歳ぐらいまでとなってます。背は低くても自力で乗り越えてしまう(多分乗り越えて落ちるだろうけど)ぐらいの齢までかな。
 取り付けは突っ張り式。でなきゃ相方が許可しないよ(笑)。女性1人でも十分設置可能。但し、上下左右の硬い材質のネジを握って回すので、手が痛くなった。
 上下ロック式なのでしっかり閉まる。
 外にも内にも開けられる。
 何より有難いのは、「途中で手を放すと自動で閉まる」(閉まる時の音はうるさいけど)、「90度まで開けて手を放すと開いたまま止まる」という、一見矛盾する2つの機能が両方あること。普段は後ろを気にしなくて済むし、子供が寝てからは開けっ放しにしておける。(ただ、開いていても足元に段差があるので慣れるまでは注意)
 慣れるまでは両手で、慣れれば片手で何とか開けられる。だから、うっかり両手に物を持っていると、一旦引き返すはめになる(笑)
 もっと安いので、下げてまたぐ式のもあるけど、あれは実際は相当面倒だろうね〜。そういう商品は「ハンズフリー」と銘打っているようだけど、またぐって、毎回は大変だよきっと。
 ゲートに関しては、安物は失敗します。
 同じメーカーの、うちよりちょっと新しくてもっといいやつ。しかも安い。いいなー、足元がスロープになってるよ〜!