最終巻DENSETSU―TGT完結に寄せていくつかの作品の思い出

 『東京ゴーストトリップ』、同名の原作の方は完結したというのは以前書きましたが、単行本もちゃんと7巻が出て完結です。

東京ゴースト・トリップ(7) 〈完結〉 (冬水社・いち*ラキコミックス)
東京ゴースト・トリップ(7) 〈完結〉 (冬水社・いち*ラキコミックス)葉芝 真己

冬水社 2008-10-20
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 少女漫画で「ちゃんと最終話が単行本に収録」ってだけで有難いよ(笑)。
 いや私はそもそも恋愛漫画が大嫌いなので(こういう漫画の登場人物の年齢だった頃から元々嫌い)、読んだことがある少女漫画というのは、作者が女性で絵が少女漫画の絵だというだけで、ストーリーは怪奇とか(ホラーは読まない)歴史とかです。故に知っている例は少ないのですが。
 話が収拾つかなくなってラストが打ち切りみたいな形になったり連載が自然消滅(爆)だったりすると(ってこれ、ジャ○プの人気漫画も同じだけどね…)、ページ数が足りなくて、最後の方は単行本化されてない!ってことも結構あるし。
 『東京』は、作者の腰痛がひどくなって連載終了してしまったのだけど、ページ数足りたか、読み切りを足したかしたのでしょうね。
 『日出処天子』の花ゆめコミックス版の最終巻の薄さは伝説ですが、最後の楽屋オチ漫画が面白いから無問題。
 この作品を最初に読んだのは全集版。続編『馬屋古女王』も好き。文庫版も出てます。今手に入るのはこの文庫版かな。
 
日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)山岸 凉子

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star読んだら、明日香村へどうぞ
star神がかってます
star類を見ない読後感

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 何よりも…
 誰か責任取れ、『倫敦魔魍街』!!!『ダークキャット』!!!
 両方、完結してないのに何で文庫化までしてんだよ〜!!!
 この2つはもう、正にジャ○プ漫画なみに、人気はあったっぽくて続いてたけど誰にも落とし所がわかんなくなってたのかも…。
 
倫敦魔魍街 (1) (ソノラマコミック文庫)
倫敦魔魍街 (1) (ソノラマコミック文庫)JET

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starうれしいです。
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star待ってました

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 だから、内容がいいのはわかるけど、ちゃんと終われよ…。
 
ダークキャット (1) (ソノラマコミック文庫)
ダークキャット (1) (ソノラマコミック文庫)木村 直巳

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 私が「完結してない小説と漫画は買わない主義」になったのはこの2作品のせいである(笑)
 …えっ?あっ?『風雲児たち』ですか?ええあれは、無印の方は、完結してますから。…
 話が『倫敦』同様耽美系で大変だったにしても、『倫敦』と違ってちゃんと終わったのが『王都妖奇譚(おうとあやかしきたん)』。これは凄い!作品は面白かったし絵は綺麗だし。安倍晴明ものならこれがイチオシ!これも文庫版が手に入りやすいですが、コミックス版の表紙も捨て難い。
 
王都妖(あやかし)奇譚 (1) (秋田文庫)
王都妖(あやかし)奇譚 (1) (秋田文庫)岩崎 陽子

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