7/1〜3

 パトリシア・ハイスミス、佐宗鈴夫訳『太陽がいっぱい』(河出文庫
 『偏愛文学館』オススメ。ハイスミス作品は好きでいくつか読んでいたもののこれだけは食わず嫌いしていた。でも面白かった。映画は観たことないけど多分原作の方が面白いと思う。
 タイトルが映画に合わせてこうなってますが、映画の方も「リプリー」としてリメイク(マット・デイモンジュード・ロウで)されたので、本の方も新しい版では『リプリー』になってます。
 ジョン・オーブリー 橋口稔、小池〔金圭〕訳『名士小伝』(冨山房
 同じく『偏愛文学館』。本当にもう怖いものないラインナップだったな倉橋さん…。この本は、偶々図書館にはあったけど、今手に入れようとすると大変な本だと思います。嗚呼冨山房