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内田康夫監修、浅見光彦倶楽部編著『極秘調査ファイル 浅見光彦の秘密』(祥伝社)
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これは合格かなあ。
いや、すっごいっていうんじゃないけど、こういう人気シリーズのこういう副読本的なものにしては、そりゃあ流石に作者監修ファン倶楽部著ですから、良心的だってことですね。考察は面白かったし。ただ何分ちょっと前の本なので、データは完全ではありません。ということは、3とか出してくれると、続き物の資料集になるなあ。
数年前の『浅見光彦TheComplete』もよかったかな。このシリーズだと、確か金田一のは持ってる気がする。
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ただ、私、乱歩の子供向け作品って、数としてはそんなに読んでない…(恥)
確か小学校中学年の時に祖母だか父だかに『怪人二十面相』(これはまさしく、旧版の表紙でなくては!)をプレゼントされて読んで、面白いとは思ったものの、その先には広がらず。でもその頃同じポプラ社のルパンは大好きで学校の図書室で借りて全部読んでたのね…何故…?
で、そのまま5年生の時にクリスティーに行っちゃったんだよね…。
ホームズに至っては「何か暗そう」っていう勝手なイメージがあって、小さい時には読んだことない(笑)。わーすげー邪道なミステリファンだ(笑)。
やっぱり曲りなりにも女だからですかね?それとも、当時の目一杯突っ張って粋がって背伸びした私には、オノコ向けのボウケンモノなど子供っぽかったのでしょうか。クリスティーの、ティーポットとポケミスのビニールカバーの世界こそ、背伸びにぴったりだったのでしょうか。私の中での「大人度ヒエラルキー」では、クリスティー>ホームズ・少年探偵物だった。まそんな気がしますね、今から思えば。(となると、子供向けリライト版ルパンの説明がつかないがな…「外国」ってのが大きかったという気がする)
もっと素直に生きてろよ自分…
それで随分回り道したぞ…まそんなことはどうでもいいや。というわけで、30近くなって初めてホームズの原典(キャノン)と乱歩の大人向けを読みました。恥の多い人生でした。
↓コレよこれっ!
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