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フリーダ・カーロ―痛みこそ、わが真実 (「知の再発見」双書)
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　特に目新しい内容はなし。監修者もいつもの堀尾さんだし、参考文献も今まで出てるやつで、私は全部読んだし。
　ただ、つい数年前に、カーロ邸の封印されていた部屋から文書、スケッチ、写真が大量に―合計すると万単位で―出てきたと書かれていたのには驚いた。
　うーん。現時点での研究は出尽くした感があるので、これからこの新資料を研究して、本が出揃うのは、また50年後ぐらいじゃなかろか…。嬉しいけど脱力する事実ですね。
　

死者の書・身毒丸 (中公文庫)
	中央公論新社 1999-06 売り上げランキング : 34409 おすすめ平均 能を観ている様な幽玄な世界だが．．． 残念ながら、良さが分からなかった 旧仮名遣いです。。。 Amazonで詳しく見る by G-Tools

　文体が難しくて、読むのが大変だった。という感想しかないところが情けない。時間のある時にまた読み直したい。
　あとね、これ、表紙が入江泰吉先生の二上山の写真なのよ！入江先生は大好きです。奈良に行った時、「入江泰吉写真美術館」も行きましたよ。いつか写真集が1冊は欲しいと思っている人です。（奈良を撮らせたら右に出る者はいないという人です）