ちいワクチン散歩

 今日は、下の2本の記事を書いてから(当初考えていたよりも30分ぐらい遅く出かけても指定の時間に間に合いそうだったので、その30分で)、午後イチでHibワクチンを受けさせに行って来た。
 1駅乗って、その駅から20分、番地を頼りのち〇散歩…(実は何のことはない、いつもよく使うバスで行けた…ので、帰りはそのバスで座って帰った。)
 今の所任意接種なので、今日行った所では7,350円。ああボーナスが…
 Hibワクチンについてはこちら。
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070104ik06.htm
 http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_241.shtml
 http://www.iazumaoh.com/baby/hib.html
 かかる子供が少ないからといって、日本だけワクチンがなくてもよかったということにはならないし(認可自体遅い上、先進国で公費でないのは日本だけ!)、今公費での接種になっているDPT(三種混合)の「ジフテリア」「百日咳」「破傷風」だって、予防接種が公費で徹底されたからこそ「過去の病気」になったんだよね。(この、「かかる率は決して高くはないけれど、かかったが最後」っていう病気の扱いは、確かに難しい問題ではあります。)
 いや実は、予防接種ってやっぱりどうしても、赤ちゃんが受けるものなので副作用が特に怖いので、子供が3ヶ月になってDPT接種のお知らせが区から来た時は、
「周りにこんな病気かかってる子なんて見たことないから、うちの子1人ぐらい受けなくたっていいんじゃん?」
とか思ったんですよ。
 でも、最寄りの小児科に電話して、「副作用の僅かなリスクより、かかった時の生命の危険の方が大きい」と当たり前のことを言われてやっと納得(百日咳なんかは、咳が止まらなくてあっという間に脳が酸欠になって大変なことになるんだそうな…)。以後は、全部受けてます。(但し、公費の予防接種も、昔は「義務」でしたが今はあくまで「任意」です。親が納得した上で受けるものです。)
 ちなみに、Hibワクチンの副作用も、腫れる可能性など、他のワクチンと同じようなものがありますが、深刻なものはまれで、アメリカでは実施から既に10年以上ですが、事故の報告はありません。とはいえ勿論各自納得の上で(今日行った病院でも、一応、受ける前に新聞記事のコピーをくれました)。
 確かに、よく考えてみれば、昔は破傷風や百日咳で子供が(大人も)死ぬ、なんてよく小説に出てきたし、最近読んだ中原中也の本でも、彼の弟の1人が赤ちゃんの時に髄膜炎で死んでいます。最初はわからなくて、死にそうになって、死んでしまってやっと髄膜炎だった、とわかる感じですね。そして今でも、初期は風邪などと区別がつかないので、予防が一番なんだそうです。そうとわかってみれば、細菌性髄膜炎って、かかる率は決して高くはないけれど、やっぱり死亡率や後遺症の率が高い病気として、やっぱり「メジャー」なものではあると思う。
 0歳児がかかりやすい…ってもううちの子2歳じゃん!でもその分、1回で済んだ…。てか、0歳で受けようとしてもその頃まだ日本で認可されてなかったし!(1歳半からは1回でOKですが0歳から始めるとDPT同様4回です)
 もう2歳…と思いましたが、5歳ぐらいまでは危ないし、5歳までは受けられます。
 早くから認可が待たれていたワクチンなので、今の所、申し込んでから4ヶ月から半年ぐらいかかることがほとんどですが、今日行った所(地元の口コミで知った)は、予約の電話をしてからワクチンが確保できたという電話が来るまで1ヶ月かからず。病院ごとの割り当て制なのでまあ色々あるんじゃないかと…(あと、余り知られていない病院の方が…。かかりつけの小児科では4ヶ月〜半年待つと言われました)。値段もまちまちですしね。自治体の助成がある某市では4,000円!とか。うーん。まあ命には代えられません。
 6日経てば他のワクチンが受けられるので、10月1日から一斉に予約受付の季節性インフルのワクチンも…