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ST桃太郎伝説殺人ファイル (講談社ノベルス)
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　STシリーズ第三期第2作。伝奇ものとはいえ事件の真相にはうまく絡められていなかった前作（でも面白かったには面白かった）に比べ、こっちは伝奇性の必然性があって、面白かった。新作がまた読みたいですね。

蓬莱 (講談社文庫)
	講談社 1997-07-10 売り上げランキング : 63315 おすすめ平均 国づくりゲームソフトに政治の世界が絡む意外性がおもしろい これは面白い! 徐福伝説と政策 Amazonで詳しく見る by G-Tools

　これは面白い！！安積警部補シリーズの長編。
　どんなものからでも事件は始まるもんなんだなあと思うし、いつものように警部補以下チームの活躍にも胸がすく（現実には、こんな犯人に対してこんなにうまくはいかないだろうけどね…）。年に書き下ろし5作の作家が1年以上かけたというだけあって、必要なだけのリアリティと、人の心と、考えさせられる部分が揃っていて、3つのバランスもいいと思う。本当にこんなゲームがあったらやってみたい。勿論、作品に出てくるような危険な要素は除いて売ってくれたらですが！
　あと、高橋克彦ファンならちょっとツボる所が何箇所かありますよ〜。