林家木久扇・林家木久蔵『親馬鹿力のおかげです―福を呼ぶ、人の育て方』(岩崎書店)

親馬鹿力のおかげです―福を呼ぶ、人の育て方
親馬鹿力のおかげです―福を呼ぶ、人の育て方Bruce Osborn

岩崎書店 2008-08
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 ああああああ〜〜〜〜〜〜。
 これをもっと早く読めていたら…ら…!ら…!
 うちの子が丁度1歳になる2008年8月に出ていた…もうそれから丸2年近く経っちゃってるよ…もう遅いよね…あああ〜〜〜。その頃に読めていたらあああああ。
 キクちゃんの本は、ずっと読んできたのに…この頃だけ見逃してた…やっぱり失敗な年だったな2008年…(これに限らず、2008年というのは個人的にとても失敗の多い年だったのです…)
 特に、ホントその通りだし見習いたいけど、今の世の中実践するのは難しいと思うのは…
 「人はまず信じるように育てる」ということ。
 人を信じるなと教えておきながら、でも大人の言うことは聴けとか人の助言は聴け、と言っても無理だから、だそうです。
 確かにそうなんだけどねえ…
 でも、今の世の中難しいですよ。世の中には、特に日本では、まだ、悪い人よりはいい人の方が多いのではないかとは思います。でも、人を疑うな、と教えるのは少々怖くもある。確かに、疑うことからは何も生まれないし、人を信じられない人間は結局孤独になり、更に疑うはめになってしまう。そんなことはわかってる。でも、もし素直に信じて裏切られたり、取り返しのつかないことになったら?と思うのも親心。私自身も、信じて裏切られたことと、疑って淋しい思いをしたことと、どっちが多いかといったら、同じぐらい。だから難しい。素直な子供に育ってくれたら、現木久蔵のように、憎まれず、可愛がられる、「七光り」が「福」でもあるような、幸せな人生が歩めると思います。だけど、馬鹿正直で損をすることもある。だから…何とかうまいこと、ほどほどにやってくれないかなあと思います。本当に、親の、子に対する心配というのは無限です。子供があれをしては心配し、こっちを向いては心配し。信じるな!と言っては可哀相。でも、疑うな!と教えて、何かあったらどうしよう。何かそういう…判断力は自分でつけるものとして、最初は素直な子に育てるべきなんですかね。間に合うかしら。もうすぐ3歳ですが。
 ちなみに写真担当のブルース・オズボーンさんは、ずっと「親子」をテーマになさっている方で、昔ランドマークタワーにあるギャラリーで展示をした時の、現場担当のイベント会社の担当者が私でした。今から10年以上前。勿論向こうは私のことなんか絶対に憶えてないと思います。吹けば飛ぶような会社の、24歳のひよっこでした。都内某所のご自宅、作品倉庫などなどに伺ったり写真選んだりレイアウト決めたり、搬入とかしたりしましたよ。面白い方でした。奥様は日本人。とにかく腰の低いアシスタントのTさんは、故郷に帰ってお元気でいらっしゃるでしょうか…。今検索をかけてみたら、ランドマークではその後もまた「親子」展が行われたようです。
 あれからどれぐらい、「親子」コレクションは増えたでしょうか。その当時、確か同じマンション(だったかド近所だったか)に住んでいた(そしてその近くのインターナショナルスクール出身の)、某若手大物?女性歌手(全米デビューしているという意味)親子は撮れたんでしょうか。お母さんも有名な歌手、つまり2世歌手なわけです。っていうとおわかりになるかもしれませんね。夢は〇ひらく〜ってヤツですね。当時の上司と、彼女たちが撮れたら一番のウリになるね、と話していたものですが、私がいる間に、っていうかその会社が存在するうちには(笑)、勿論実現しませんでした。
OYAKO(親子)
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