ローレンス・ブロック、田口俊樹他訳『やさしい小さな手』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

現代短篇の名手たち7 やさしい小さな手(ハヤカワ・ミステリ文庫)
現代短篇の名手たち7 やさしい小さな手(ハヤカワ・ミステリ文庫)田口俊樹・他

早川書房 2009-12-30
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おすすめ平均 star
star突然奈落の底に落ちる話
starスカダーの短編が読めます!!
starさすがです

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 お、ローレンス・ブロックの新作…!と、予約して1ヶ月ぐらいかかったでしょうか。
 短編集。この作家は長編も短篇も同じように素晴らしく切れる人。しかし、今回も切れは流石なんだけど、何だか、暗いというかキツいというか、読んで余りいい気分にならないお話が多かったです。
 スカダーシリーズも、一番好きな「殺し屋ケラー」シリーズも、もう何年も、新作が現地でも出ていません。ただ、ケラーシリーズの「Hit and Run」(2008)は、邦訳がまだです。2008年ならまだ2年しか経ってないから…今年あたり…出てくれると…信じている…!!田口先生頑張れ…っ…!!ケラー愛してるん…だっ!!*p3*[読書日記]今野敏『硝子の殺人者―東京ベイエリア分署』(ハルキ文庫)
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
角川春樹事務所 2006-09
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おすすめ平均 star
starベイエリア分署シリーズの第3作、復刊。
star警察小説ファンなら安心して読めます
star待ってました。

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 古い作品なのですが予約してから随分待ちました。ハルキ文庫から復刊されていますが、私が読んだのは旧版(ケイブンシャ文庫)。後の作品を先に読んでいたのでこの作品は何だか懐かしかったです。
 「ハンチョウ」シリーズ2の第1回なので、ネタバレしたくない人は「ハンチョウ」のDVDは観ないように…ってドラマから入った人は先に観ちゃってますよね〜。う〜ん。こういうケースは困ります。私もそうでした(笑)。
 とはいえ、毎度、レギュラーもゲストもどのキャラも立っていて、読んでいて本当に面白い。ドラマとは違う見た目を想像して読んでみるのも面白いですしね。
 早くドラマも観たいです。シーズン3は7月初めからまたやります。
 追記)『やさしい』も、『硝子〜』も(『硝子〜』はケイブンシャ版)巻末解説が関口苑生さん。こんな偶然ってあるんですね〜。*p1*[日記]昨日はお疲れしたした
 昨日は旦那の会社が創立記念日でお休みだったので、東京ディズニーランドに行ってきました。初子連れディズニー。
 私は、中学時代から社会人時代にかけて集中的に20回ぐらい行きましたが、前回と今回では多分12、3年ぶり(シーの方は結婚してから旦那と行ったのが3回目)。
 先日、身長制限とか軽くデータを入れておこうとガイドブックを買ってみて、知らないことばっかりでビックリ。
 旦那は、小学生の時学校で行って以来。
 で。
 平日なのに混んでてビックリした…!!
 何この人垣は…!!!
 みたいな。
 長いこと、ディズニーリゾートには、「空いている平日」にしか行ったことがなかったので、混んでる平日ってのにガッカリ。しかも一昨日とか昨日ってのは幼稚園の遠足の特異日みたいで、幼稚園児を乗せた観光バスをやたら見た。昨日も、修学旅行生らしき制服の団体と、幼稚園児の一団。まあ前者とは行くアトラクションが違うのでバッティングしませんでしたが。
 そう、子供連れなので、子供が喜ぶアトラクションを!!というのが今回の目的。
 それと、現在緊縮財政中のため(チケット代は先月節約して捻出した)、
 ・屋台のものは買わない。
 ・お土産も買わない。
 ・食事も贅沢しない。(早めに帰って夜ご飯は家で)
 という「3ない」計画で。(元々友人と行きまくってた頃も、チケット代以外は余り使わなかったし)
 ところが、しょっぱな、駐車場で2000円取られた…(シーだけでなくランドにも立体駐車場が出来てるのも知らなかったしな〜)
 忘れてたよ…
 だったら電車の方が安いじゃーん。
 まあ車で30分だから、軽い気持ちで行けるってのはあるけど。
 食事はピザ1枚ずつ。飲み物は持参したペットボトルの水のみ。お土産は自宅にすらなし。
 という、大変にめいわ…いや、無駄遣いのないディズニーでした。
 そもそも、首都圏スペシャルパスポートってやつで、1人4,800円なんだな!子供は2歳だからタダなんだな!なのに現地で金落とさないって!ごめんよ〜、だって、子供がどんな反応するか見たかったんだよ〜ん。幼稚園入ると平日行けないし〜。
 そして努力と根性で、お目当てのアトラクションは全部回りました。
 入場して、まず私が「モンスターズ・インク”ライド&ゴーシーク!”」のファストパスに全速力で走る。これ、できた当初は5時間待ち!とかで、しかも5月10日にリニューアルしたとかで、予想はしてたけど本当に既にすんごい列ができていて(だからもっと早く家を出るはずだったのに!しかも近いのに道に迷ったし!)、ファストパスを取るために30分待ち。でも、パスを出す機械がいちいち笑うの。面白い。この間、「プーさんのハニーハント」に直接(=スタンバイで)並んでいるはずの旦那に電話すると、何と、ファストパスの列に…。おいおいっ。ファストパスは基本的に1度に1アトラクション分(2時間経たないと別のアトラクションの分は出せない)。システムを理解していない人に呆れつつ、「普通の列に並べ!」と命じて、ちょっと時間をロスしたため1時間20分待ちとのこと。ハアア。そして取れたファストパスは、何と10:40発券で17:55!18時には帰ろうと言っていたので何とかギリギリです。まあ人気アトラクションはこんなもんです。
 で、子供なんですが。
 ディズニーキャラを、ま〜ったく知りません。
 プーさんも知らないので、並んでいる間は、「くまさんのお家に行くよ〜」「はちみつだよ〜」と(はちみつとパンとおにぎりで生きている子です…)と言って、お菓子を食べさせ(飲食物持込禁止ですが、季節柄、ペットボトルや子供のお菓子ぐらいは黙認らしいです)、必死に起こしておいて(いつもの如く朝早く起きてしまい、昼前には眠くなるので)やっと中へ。平日でこんな列は初めてだよ〜。でもこのアトラクションは、待つ価値はあるので頑張りました。
 まあ子供にも、「くまさん」は可愛かったようです。生涯初の「遊園地の乗り物」は、きょとーんとしてました。だって本当に、生まれて初めてだもんねぇ。暗い所や揺れる所もあるのですが、ぜーんぶきょとーん。同じぐらいの齢で、暗くてわんわん泣いてる子もいたんですが…。全般にうちのはきょとーんとしてます。もしかして、いつも私に怒られているので、大抵のことは怖くないのか…!?ごめんよ…
 その後は、お隣の「イッツ・ア・スモール・ワールド」へ。そう、今回は、トゥモロー・ランドはスルーしてファンタジー・ランド、ウェスタン・ランド、アドベンチャー・ランドへと攻めて行こうという算段。「イッツ〜」も、50分待ちでしたが、もう慣れてきた(笑)のと、これも待つ価値は(子供のためには)あるということで。いや大人にはちーとも面白くな(ry
 お船に乗るのは面白かったみたいで、まあとにかく騒ぎもせず大人しくしてました。
 それから、「シンデレラのキャッスル・カルーセル」。やっぱり子供に回転木馬はお約束でしょう!!!!。旦那と子供が並んでいる間に(これも50分待ち)、ファストパスが新しく取れる時間になったので、私がひとっ走りして「ホーンテッド・マンション」のファストパス。これは、ファストパスの時間内に旦那と交代ででも入りたかったので。こちらは早い時間でした。
 回転木馬は、結構楽しんでましたよ〜。上下するのが面白いみたいでしたが、何故かしょっちゅう真上を見上げ…???何を見てたの?お約束の、「私が隣の馬に乗り、2人で乗っている旦那と子供をビデオで撮影」やりました(笑)
 そして、入ろうと思っていたレストランは40分待ち!なので、すぐ傍のピザ屋。ファストフードなのに6人並んでたぐらいで何故30分????おまけに旦那は席が取れず、植え込みを囲む石に座ってピザを1枚ずつ。
 パレードをちょっと見て、「ホーンテッド・マンション」へ。子供はこのお化け屋敷と「白雪姫と七人のこびと」は泣く、と聴いていたのですが、めんどくさいので一緒に(こんな親だよ)。
 …別に?
 何事もなく終了。(私の方が、久しぶりだったので結構怖かったりした)
 というか、まだ、想像力がないんでしょうね。「怖がる」ためには「怖いものとは何か」という概念がなくてはならないわけですが、どうもうちの子は、まず「怖い所」が怖くない。お化けとか幽霊とか殺人とか死体とかいうものが「怖い」という常識もない。ある意味幸せというか。
 パレードなんですが、今までは「そんなもん並んでる最中に適当に見るわ」だったのですが、子供を連れていると、確かに、もうちょっと近くで見せてあげてもよかったなあと思いました。みんな場所取り凄かったですね〜。フロートやその上の外人キャストは場所取りしなくてもまあ見えますが、もっと近くで、地面を踊り歩いている日本人踊り子さんが子供に挨拶してくれたり、1人1人の表情を見ると確かに楽しそうです。アトラクションをやや削って、近くで見るのもいいかなぁ。
 更に、「空飛ぶダンボ」に50分並び。これもねー、並ぶ価値はある!小学生の時、ディズニーランドができた年に来て、当時3歳の弟と小学生の私で乗りました。これって、厳密にはいけないはずなんですけどね…当時はユルかったんでしょうか(幼児と同乗できるのは16歳以上です)。今回は、2人乗りなので、旦那と子供が乗り、私は1人で…これはこれで恥ずかしい!まあ子供も楽しんでいたようです。
 懲りずに「ジャングル・クルーズ」へ。これも50分ですが、やっぱり子供にはこれでしょう。これもまた、大蛇のところで、弟が船長のお兄ちゃんのトークで「食べられないように」と言われた思い出が。で、子供は…ちっちゃかったのであんまり水面の方は見えなかったのでワニさん象さんは見難かったみたいですが、まあまあというところでしょうか。とにかく、遊園地ってもんが初めてですからねー。反応も何も…(^^;)
 「ウェスタン・リバー鉄道」も、途中でトンネルに入って太古の世界の所で子供が怖がると聴いていたのですが、平気そうじゃん?と思ったら、改修のため中止〜(T_T)
 子供といえば、「蒸気船マーク・トウェイン号」だ!「トム・ソーヤ島いかだ」だ!と考えてはいたのですが、実は昼からずっと子供が眠そうで、必死に起きている状態だったし、旦那も私もへとへとで、トム・ソーヤ島に渡って歩き回るのは無理だなあ…と断念。
 ようし、並んででも「カリブの海賊」と思ったら…これも、システム調整のため臨時に休止中〜(T_T)
 今回の心残りはこの「カリブ」だけだなぁぁぁ。
 見たかったようジャック・スパロウぅぅぅぅ。
 次回のリベンジだ。
 「トゥーン・タウン」に行ってみたらこれもまた、一番の子供向けだし大人のミッキーファンも多いからゲロ混み〜〜〜。ミッキーの家も50分待ち(私は行った事あるけどね)。ちょっと時間切れ。まあ子供はそもそもミッキーを知らんのよね。親も、別にデジィズニーキャラは好きじゃないが、ディズニーリゾートのアトラクションとホスピタリティが好きで大リピーターという人間なので…ミッキーは次回にしましょう。(そういう意味で、古代好きにはディズニーシーの方が向いてますね)
 ガラガラだったのが、「スター・ツアーズ」。20分待ち。でも身長制限があり子供はだめ。こういう場合は交代乗車といって、条件に満たない子供を連れている保護者2人は、並び直さなくても交代で乗れる制度があるんですが…それを勧めてくれなかったし、疲れてたのでもーいーやと。(ちなみにこのアトラクション、中学生の時、オープン前日だったのに何故か乗せてもらえた)
 「ワールド・バザール」に戻って旦那の会社用のお土産を買い、いよいよ「モンスターズ・インク」へ。これは映画を観てる私だけが盛り上がってたのですが(笑)。中に入ると旦那もノリノリ。詳しくは秘密ですが、自分がいかにマイク好きかがよくわかりました…。心の中で「マイクー!マイクー!」。ディズニー映画は凄く好きというわけでもないのですが、マイクは好きなんですよねー。(ブーを全然可愛く思えないのは何故…)
 パナソニック(提供です)、アトラクションの後、同じデザインの懐中電灯を売りつけるとは…!(アトラクション内では懐中電灯を使うのです)流石だぜ…!「八つ墓村」以来の電灯、いや伝統だな!(注:「八つ墓村」冒頭の大量殺人で、犯人は「ナショナルの懐中電灯」を額に鉢巻で巻きつけていたのです)
 …と、日本の良き伝統に戻ってきたところ?で。
 ディズニーランドの門を出た1時間後には、「広東風かにたま」(だって疲れてるだろうからと、これにしておいた)を作っていたのでした。
 ↓イースターイベント中なので、タマゴになってるマイク。