ブラザー☆ビート終了

 ラスト4話ぐらい、急にテンポが速くなったのはしょうがない(当然、仕事サボっちゃたりして事後処理は大変なはずなのにそのへんはスルーとか、次男が噂だけでクビになっちゃったあたりも余りに説明不足だし、前半に比べ明らかに展開が飛ぶ)。期間のあることですから。
 しかし、同じ枠だからってあそこまでの「渡鬼」ネタはやめれ。このあたりから物凄く引いた。この枠、TBSってそんなに、この枠は本当は「渡鬼」なんですよオホホ、ってアピっとかないとスポンサーとか怖いんだろうか(次のクールがいくら「渡鬼」だからって)。
 まあTBSはあくまで「ホームドラマの局」だと謳いたいのかな。
 玉鉄としても、ファンの年齢層が上に広がったのはいいんだかどうなんだか…まあいいんだろうけどね。
 結局、
「長男に(周囲にとって都合の)いい嫁が来ることが全ての幸せの前提」
という、前半の展開からすると余りにも勿体ない「はぁぁ?」な結論には、なーんだ、という感じ。
 こんなことが言いたくて、いい話を作ってきたわけじゃなかろうに…。
 今までの感想とトーンが違いますが、正直、がっくりきた。
 (Amazonレビューにも、「最後がちょっとあっさりしすぎていた」という意見があったけど、そういう意味だと思う)
 まあ、予想はしてたけどね、長男の新しい彼女がこれだけ絵に描いたよーな「いいお嫁さんタイプ」だと。終盤で彼女が意外に気が強いことが判明しても余り結論に関係はなかったし。それに、結婚を許してもらえるまで何度でも父親に会いに行く、というのも最後の方はちょっとウザかった。「長男の癖に家業を継がないで…」と悪口を抜かす角野○造(彼女の父)には、何度、自分の長男はどうなんだと言いかけたことか(笑)
 涙もろいお兄ちゃん玉鉄が沢山見られたのは眼福だけど。
 しかしこのカップル、大事な話をする時はどうしていつも「みなとみらい地区の観覧車」でないといけないのでしょうか(笑)東京の仙川(ということが最終回で駅名が映って判明)から何かボーッと考えながらわざわざ横浜まで電車乗りますか(笑)電車代も勿体ないし。
 今回一番相方と叫んだのは、長男と次男の喧嘩のシーンで、今にも食べようとしていた食事がザーッと崩壊してしまった時。
「何すんだ勿体なああああああい!!!!」
食べ物だけは粗末にしてはいけません。
 相方の「国仲涼子惚れた〜〜〜vvv」は相変わらずでした(笑)
 結局一番成長したというか、収まるところに収まったのは次男?
 末弟のお人好しぶりと考えの甘さは、流石に「渡鬼」層の批判を恐れてか?物語の中で結論を出さずに終ったが、これはこれでいいと思う。自分の子でない子の父親になるというのは、いくら好きな女性の子供でも、先々問題にならないはずがない。このパートだけは適当にしないでよかった。