やっぱりフジコ先生はすごい

 下の、恐竜話に関連して。
 ちっちゃ〜い原始ほ乳類には、先日SF短編集で読んだ「白亜荘二泊三日」を思い出した。ああいう、「すこしふしぎ(SF)」で、ちょっと怖いオチ、大好きである。
 思えば、
スネ夫ユタ州で発見されたティラノサウルスの爪の化石を自慢する」
という場面で、生まれて初めて
アメリカにはユタという州がある」
ということと、
ユタ州では恐竜の化石が出る」
ということを知ったのだった。
 「アーケロン」というカメ恐竜(正確には「恐竜」ではないらしいが)がいた、ということも、
「タイムベルトで時間移動し、島だと思ったらアーケロンだった」
という場面で知った。「凶暴な肉食」だということも。
 「のび恐2006」の公開に合わせて放映されたドキュメンタリー番組でも、F先生は恐竜についても非常によく調べて間違いのない描き方をしていたと出ていた。
 恐るべし、F先生、ドラえもん
 子供だましは子供もだませないのだと知っている人こそ、真の作り手である。