今日のニュースから―あの処分とあの映画

 ジダン:罰金70万円と3試合出場停止 FIFA処分
 http://www.mainichi-msn.co.jp/photo/news/20060721k0000m050137000c.html
 ジダン:「けんか両成敗」原因はマテラッツィの侮辱
 http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060721k0000m050142000c.html
 マテラッツィも2試合停止と罰金。ジダンの場合は現役を引退しているため、「3日間の社会奉仕」だそうです。
 http://www2.asahi.com/wcup2006/news/TKY200607200542.html
 (7/17)仏代表チュラムが苦言、ジダンに理解も「ピッチ上はまずい」
 試合後にジダンと話したというチュラムは「彼自身、はめられたことを理解している」と述べた。一方でマテラッツィを「彼のような選手は吐き気がする。サッカーのイメージを悪くする」と非難した。〔パリAP=共同〕
 とのこと。
 http://sports.nikkei.co.jp/soccer/topics/index.cfm?i=2006071802531t1
 ただ、最初の記事の、
 「主審によると、ジダンの行為を確認した第4の審判の説明を受けた副審からの報告に基づいてジダンに退場を命じたという。」
の部分。これが、「副審がビデオ判定したのではないか」とジダンの弁護士が反駁しているわけね。だとすると確かに問題。我がドイツのフリンクスもビデオ判定で出場停止となった悪い前例がある。FIFAは自ら禁じたビデオ判定を本当に行なったのか?
 あと、副審にアピールしたのはGKブッフォン。彼のアピールは認められたんですね。スウェーデン戦で、脱げたメッツェルダーの靴をスウェーデン選手がわざと蹴ったのをレーマンがアピールしても認められなかったのに。イタリア人ってしつこい。「審判が見逃したもの」は自分たちもなかったことにするのが選手と審判の間のルールでは?そういうことをもっとしっかり決めて、審判の側も毅然としなくては。そうしなくては、実際にこのように、アピールが認められたり認められなかったりという混乱が生じ、不公平ではないか。
 イタリアといえば、レッジーナメッシーナも捜査対象に。開幕も大幅に遅れる見通し。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060721k0000m050098000c.html
 バルトの楽園直木賞受賞作「二つの山河」と酷似
 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/m20060721k0000m040051000c.html
 「盗作」元は中村彰彦さんの直木賞受賞作。中村氏側の指摘。この方、大好き、というか、本当にまともに歴史を書ける人だし、何たって東北の人。今後が気になります。