唇が捩れちゃうよん、もう。

t_masamune2006-09-07

 やっと1冊終了〜!!!!!!Ruby版ホームズです。はあはあはあ。「唇の捩れた男」読了で、やっと『ホームズの冒険Ⅰ』が。
 右の写真は、ロンドンの「シャーロック・ホームズ・ミュージアム」(ほぼ221bの位置にある、ホームズさんの下宿を再現した家)で撮った「唇の捩れた男」の一場面を表した人形(いや、中央のヒュー・ブーンの醜さはこんなもんじゃないぞ…)。他にも事件の数々の場面がうるさいぐらい再現してある(笑)ここが蝋人形館かい!でした。
 で、今日はいい加減イライラしちゃって(笑)延原訳も並行してチラチラと読み比べながらにしました。
 そうすると、「英文でこんなとこあったっけ?」=私がすっ飛ばして読んでたところがわかったり(笑)、
「あああ!そこ!そこ!」
というところで抜かされてるホームズからワトスンへの親愛なる呼びかけとか(笑)、結構意訳しちゃってるところとかが発見されたり。
 でも、可能な限りヴィクトリア朝の雰囲気を出そうとしたり、ちょっと俗っぽいことばづかいを再現しようとしているのはわかります。
 (私の持っている現在の新潮文庫版は、著者の死後、その養嗣子が一部だけ、元のテイストを残しつつも余りにも古臭い所だけは手直しをしたヴァージョンですが、まあ大体はそのまんまなんじゃないかと)
 しかし、英語で読んでも日本語で読んでも、やっぱりワトスンさんはいい人だ(笑)