昨日の続き

 P・D・ジェイムズ『策謀と欲望』。やっぱし面白い。しかし『黒い塔』といい、知り合いの遺品の整理を兼ねて休暇中に事件、である。大変だなあ。ちなみにこの『策謀〜』は、「このミス」第1位獲得作品。
 ポール・アルテの新刊、リクエストしておいたのが昨日届いたので今日読む。ツイスト博士幻の第1作(私家版だったもの)。これも期待通りの面白さ。けなげなまでにカーの世界、不可能犯罪の世界。
 『黒い塔』残りあとちょっと。暗い話だ(笑)。死について真っ向から取り組んだこの作品を、がん検診(女性の皆様、1〜2年に1度は受けませう)の待合室で読んでるというのも何だかなあ。