こーちゃん愛してる

　読書日記…もう思い出すのも大変だな(笑)記録つけるだけでも大変な冊数です。
　最近は、星新一の読み直し。最新の版を借りるようにしてるんだけど、考えてみたらそれって真鍋さんじゃないのだった。うーんやっぱり表紙も挿絵も真鍋さんじゃないと！！！と、真鍋イラストの星作品に占める魅力の大きさをあらためて知りました。
　あと、金田一の耕ちゃん。やっぱ耕ちゃん好きだわ。ぜーんぶ読み返してます。今回は横溝作品の耕ちゃん以外の作品も読んでは見てるんだけど、やっぱどーもイマイチ気が乗らない…。そのうち耕ちゃん作品も買い集めるかもしれないけど、できれば中古で、これまたやはり杉本一文表紙でないと。でも春陽文庫のあられもないイラストも好き(笑)
　そうそう、乱歩も続けて読んでて、これもずーっと通俗ものなんだけど、「美女の死体石膏詰め」2日連続の時には流石に、「腹中の未確認生命体の教育に悪いのではないか？」と思った(笑)。でも、別にその石膏詰め美女死体が見えてるわけじゃないし。私が楽しんでいる、とかリラックスしている、というのだけが伝わるものと都合よく解釈(笑)
　なんて言ってたら、今日も耕ちゃん作品で美女が次々と石膏詰めでした(笑)
　この人たち、石膏詰め好きね(笑)
　しかし、今日の春陽文庫版『堕ちたる天女』…表題作、眠れる花嫁、蜃気楼島の情熱、この3連荘ってまあよりによって、全部後味最悪の話だよな。凄いラインナップだ…。特に表題作なぁ。(「眠れる〜」はJETさんが美しくコミック化もしております)
　金田一作品って、長篇ならまあ土俗的というか、とにかく「○年前の事件が今！！！」「ナントカの祟りが！！！」という話なのだが、短篇になると、もう直接的に「エロヤバ系ネタ」をこれでもかとこれでもか注ぎ込んだ話が多いのね。というか、エロヤバしかほとんどないような気がする(笑)
　明日の春陽文庫版『死神の矢』収録の、「生ける死仮面」も、F女子もビックリのエロヤバネタです。
　いいのか本当に。
　あ、エロヤバばっかりでなく、ちょっと前ですが島田荘司『最後の一球』。めちゃ爽やかな1冊。島荘、こーゆーの書けるんだからさ！！！みたいな。私は脳科学(で、グロネタ系)も悪くはないけどどちらかというとやっぱり爽やか系が好きかなあ。爽やかじゃなくても、脳科学ネタ以前の御手洗ものはどれも凄いと思います。『アトポス』とか『眩暈』、そして何と言っても『異邦の騎士』。あれは泣ける。
　明日は水天宮行ってきます。