ダウングレードという言葉があるのですなあ
昨日、Windows Media Player11を、10に「ダウングレード」した。文字通り「アップグレード」の反対なのね。
アップグレードっちゅうのはアップであってそりゃいいことなんだろうと、普通、「新しいバージョンが出た」となると、今時パソコンを使っている人は「アップグレードしますか?」とメッセージが出たらつい「はい」だろう。
しかし!!!!
この11はムッチャクチャに使いにくかった。マジでデザインした人の神経を疑う。だって左側に一覧が出ないじゃん!もうとにかく、操作性が悪いの何の。でイライラ。(一応色々試してみたけど、それより前のバージョンのようにはならなかった)
まあ、普通の人は耐えられるのかもしれないけど…XPだったらもうほとんどの人は11になってるでしょう。
オマケに、私が使っているMP3プレーヤーは古くて、この11には対応していないのだった。つまり、MP3プレーヤーの専用ソフトでならPC内の音楽をプレーヤーに移せるのだが、WMPから直接移すことができないのだ。移すことができるようにするには、10以前に「ダウングレード」するしかない。
何で「WMPから直接」に拘るかというと、それぞれの音楽ファイルのセキュリティの都合で、専用ソフトでは画面上では同期に成功しても、いざMP3で聴こうとすると聴けない、という曲があり、そういう曲はWMPから直接同期すると聴けることがあるからだ。
しかし!!!!
このダウングレードってのが、単に10なり9なりをマイクロソフトのダウンロードセンターで再ダウンロードしてきてクリックしてインストールすればいいってもんじゃないのね。
まず10をやろうとしたら、「今のWindowsに互換性があります」という謎のメッセージが出て、インストールが中断。あのー、「あります」なので、何で中断なのかわっかりませ〜ん。
で、9を入れようとしたら、「あったらしいのが入ってるからこのバージョンは駄目で〜す」と、これもインストール不可能。
しょうがないんで色々調べて、マイクロソフト関連の質問掲示板を見つけて、そこでやっとダウングレードの方法を発見。
何でも、コンパネ→アプリケーションの追加と削除でWMP11を削除すると、以前のバージョンに「ロールダウン」なることができるのだそうだ。
なので、早速11を消して、指示通り再起動すると…
おおお。10に戻っておるぞ。
曲もちゃんとフォルダ通りに残っておるぞ。
が…
11にしてから入れた曲は全部なかった。
あああああ、ダウングレードってそういうことなのね。