新刊を買った!!!!!

 珍しいので思わず強調してしまったではないか!
 少しは歩かねば…と、買い物の用事もあるので、近所のスーパーへ。その中にある書店をぶらぶら。
 こんなのを見つけた。
 中村彰彦さんのバリバリの新刊(今月発売)で〜す。
 幕末入門 (中公文庫 な 46-6)
幕末入門 (中公文庫 な 46-6)

 どうでしょう、この、ストレート極まりないタイトル(笑)
 幕末関連の本では、私はこの中村さんを一番信用してます。お生まれは栃木なのですが大学は東北大学。幕末、会津、そのへんを書かせたら真面目極まりない。
 で…まだ読んでないんですが、ちょっと読むのは先の楽しみにしたいので。
 新選組関係の、小説じゃなく研究の本でも、一番信用できるのがこの人の『新選組全史』(全2冊)だと思ってます(はっ?シモザワカン?何のことでしょう?)。これ、こないだブックオフにあったので、図書館で読んだのに衝動買い。
 新選組全史 幕末・京都編 (角川文庫)
新選組全史 幕末・京都編 (角川文庫)

 新選組全史―戊辰・箱館編 (角川文庫)
新選組全史―戊辰・箱館編 (角川文庫)

 で、今回のは、会津新選組長州藩薩摩藩土佐藩、そして幕末4つの謎、という章立てになってます。会津のは…楽しみなんだけど哀しいのはわかってるから、決意が必要だなあ。
 勿論小説でも、会津関係を沢山お書きになっています。どれもツボだなあ、タイトルが(笑)
 先日ブックオフに行った時には、この人の、『新選組秘帖』という、まだ読んでない本があったので買いました。これは来月読むかなあ。
 新選組秘帖 (文春文庫)
新選組秘帖 (文春文庫)

 おっと、この人との出会いはやっぱこれだよね!
 史上最強にかっこいい斎藤一
 明治無頼伝 (角川文庫)
明治無頼伝 (角川文庫)

 あっこんなのもあった。中村さんじゃないけど。図書館にないのでリクエストするか買うか…
 新選組100話 (中公文庫)
新選組100話 (中公文庫)

 あと、ついでに、「居眠り磐音」シリーズをパラパラとチェック。
 これって…もう、22冊もあんのね(笑)
 NHKが命知らずなのか、人気が出れば「腕におぼえあり」の線で何作も作るのか…
 1巻(陽炎ノ辻)を斜め読みしてみましたが、ドラマの方は原作を、当然ながらスピーディ、コンパクトに、エッセンスの部分を生かしながら、周囲の人々を描き出すことにも重点を置いてますね。ま、全11話ですから、今後もお手並み拝見といきましょう。
 かといって原作が細かいかっていうと、文章は結構あっさりめ。っていうか、まだ1巻だからかもしれないけど、余りに淡々としていて、全然人物が際立ってませんね。磐音でさえ、人物像がよく見えない。(あと、最近の文庫の例に漏れず、字がでかいよ!だからページの割に話が進まなくてイライラするよ!(笑))
 原作を読むもよし、ドラマのみもよしってところです。(ただちょっと、ドラマの方での「深川」の描き方は、いかにもステレオタイプな「下町」で腹が立つけどね)
 陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙
 いきなり最後の方の巻を読んだら、いつの間にやら磐音はおこんさんと故郷に向かっているし(笑)。どーなってんだ〜!