蟲師

 蟲師 大友克洋完全監修 蟲箱
蟲師 大友克洋完全監修 蟲箱

 レンタルで観てから丸1週間経ってた(笑)
 特筆すべき感想はない、つまり、積極的に褒めたい点は別にない(笑)
 でも、消極的に褒めておきたい点はある。
 原作を知らないので、原作とどう違うとかどう違って良くないとかはわからないのだが、とにかく、世界観はわかった。ストーリーはほとんどわかんないけど、まあ、ストーリーのわかんなさと映像(自然)の美しさが却ってマッチしてるっていうか。
 とにもかくにも、
「普通に日本だった」
のが良かった。
 最近の日本の(アクション、原作つき、etc.)映画は、「ウケる」ということを勘違いしていて(この言い回し、「フリージア」の時にもしたけどね)、なーんか、変な無国籍風を取り入れたり、色々下らないことしてるじゃない。でもこの「蟲師」は、普通に、舞台となった明治の日本なんだよね。その明治時代があんな未開かっていうとわからないけど(田舎の方は明治でもあんなもんなのかなあ)。
 で、ただ普通に、何の混じりっけもなく日本だというだけで、何でこんなに安心すんだろね(笑)
 本当は日本映画って、普通にこうでいいと思うんだけどねえ。
 あっそうそう、CGも今時珍しく使いすぎてなくて、却って映像が綺麗だったしね。
 監督誰だっけ?と思ったら、大友克洋。ってかそれこそ話題だったんじゃん!と、気づいてから思い出した(笑)。まつまりその程度の興味で見たんで、そんな程度の感想なんで気にしないで下さい。
 蒼井優の着物姿は可愛かったですね。ああいう感じの着物着てみたい。(その前日にTVで「フラガール」観てたんで、ちょっとした彼女祭りでもあり←着物とヘソ出しじゃえらい違いだが(笑))
 大森南朋、「ヴァイブレータ」で寺島しのぶ嬢と入浴の栄に続き、今回は(着物ごととはいえ)蒼井優を風呂桶に入れ…風呂づいてる!(笑)