おうち宿坊記

 うちの喚鬼くんは、毎日快調に離乳食を食しております。
 最近は、おかゆのほかに野菜も食べています。まずはニンジン。おかゆもニンジンもすりつぶして。
 
 透明な器は「差し湯」。おかゆは時間が経つにつれて水分が蒸発して硬くなってしまうので。まだトロトロでないと飲めません。傍にあったからオモチャも置いてある(笑)
 直近では、ほうれん草も食べてます。
 にんじんもほうれん草も、ほぼそのまんま出ますが(笑)
 食べ終わった器には、余ったお湯を入れて、洗いやすいように…なんてコマコマとやってますと、
 永平寺
の3文字が思い浮かびます(笑)
 いや、あそこのお料理は物凄く美味しいと聴いてます。素材を生かし、最低限のしかし確かな腕で料理したもの。何つったって、「料理は他の修業と同じかそれ以上に大事だ」という教えがあるぐらいで、「典座」(料理長役のお坊さん)は大変な役職であります。
 しかし、こう、おままごとのように、小さくまとまっていて、薄味(というか初期の離乳食はほとんど味ないです)で、身体によく、片付けもきっちり考えて…とやっていると、やはり、「お寺の宿坊」っぽい。TVで見ただけですが、永平寺の朝食って、香の物を残しておいてお皿を拭うとか何か確か色々お作法があった。
 繰り返しますが宿坊の朝食って美味しいですけどね(1回京都で体験しました)。
 何が言いたいんだか…つまり、小さくまとまってて何とも可愛いと言うか、「食べる」ということの大本に帰る気がしますねぇ(似合わんことを)。
 子供椅子に付属のテーブルをつけてみましたが、面倒ですぐやめました。
 
 食器を持ちたがっていたので、食べ終わってからお遊び。食べている間から、ミッフィーの絵がやたら気になる様子。丁度、周りの大人が持っているもの何でも触りたがる時期になってきました。
 
 結局こういうことに…