されど、減価償却せねばならぬので

 ブラウンのぐるぐるは、また熱心に使っております。
 まず、離乳食作り。
 10倍がゆを、ぐるぐるぐる〜
 茹でたにんじんを、ぐるぐるぐる〜
 茹でたほうれん草を、ぐるぐるぐる〜
 茹でた白菜を、ぐるぐるぐる〜
 (便宜上「ぐるぐる」と言っておりますが、実際の音は「ぎゅい〜〜〜〜〜」です)
 こうして完全ペースト化したものは、冷凍して、2週間ほどで使い切ります。おかゆは製氷皿で凍らせてから、ジップロック。野菜ペーストは、ジップロックに入れて平たくして凍らせ、軽く凍ったところで、お箸などで切れ目をつけておく…のが失敗して、いつも適当に折って使ってます。
 しかし…
 いつかペースト状じゃなくて、粒が少し混じってもいいぐらいになったら、却ってこのぐるぐるはどう使えばいいんだろうな…
 ぐるぐるする時間を短くして、出来上がりにむらがあるような感じにして、食べさせる時に調整すればいいのかな…
 ま、いいや、普段の料理にも使ってますから。
 相方が、「買ったものはきちんと減価償却しなさい」とうるさいので、今日は、ジェノバペーストを作ってみました。
 先日相方に会社帰りに買ってきてもらった生のバジルが大量で(小分けのものが売ってなかったんだそうだ)、丁度よかったので、前から試してみたいと思っていたものを。
 松の実も昨日買ってきてもらって。
 松の実とにんにくに、オリーブオイルを垂らしてぐるぐるぐる〜
 バジルを軽くちぎって加えて、ぐるぐるぐる〜
 オリーブオイルを少しずつ加えながら、ぐるぐるぐる〜
 おおこれは、実に滑らかに。
 このペーストと粉チーズと塩をパスタにあえて、ジェノバペーストのパスタの出来上がり。
 何か不思議な初体験の味。今までは、あくまで添え物としてのバジルしか味わったことがなかったのが、いきなり主役になった戸惑い。甘い香りかつさっぱり。
 
 ごちそうさま。
 
 でもやっぱり、普通のミートソースとかトマトソースの方がいいや…(笑)
 残りは、瓶に入れて、表面をオリーブオイルで覆って冷蔵庫へ。私が今回見た本では、粉チーズも混ぜて保存できることになってましたが、昔見たレシピでは、チーズを入れない段階で保存するとあったので、チーズは入れてません。
 
 とにかく、このぐるぐるだと、容器で直接作れるのが楽、に尽きます。今回のも、普通はミキサーとかフープロで作るんですが、もう、私、フープロには懲りました。いちいち、容器の部分やら危ない歯やらを洗うのは面倒だし、結局ほとんど使わないうちに、固いものを入れて壊してしまった。しかしこのぐるぐるなら、好きな器にそのまま突っ込んで、スープの時は勿論鍋のまま、ぐるぐるすればいい。いきなり保存容器に材料を入れてぐるぐるでもOK。今回も、後であたためるかも…と、手鍋で作りましたが(結局あたためなかったけど)、本当は、ぐるぐるの先っちょが入る広口の瓶があって、もっと大量に作るんだったら、直接瓶で作りました。
 そうそう、凄く滑らかになるので、マヨネーズなんか手作りするにはうってつけですね。(但し大人数で使いきれるお宅のみ)
 Braun マルチクイック MR400Plus
Braun マルチクイック MR400Plus
 まあこれに限らず、休日つまり相方がいて子供を見ていてくれる日というのは、「作り置きの日」であって、他には、ぐるぐるは使いませんでしたが、肉味噌を作りました。これはいずれ、チャーハンと、肉味噌丼になります。