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 大浦みずき『なつめでごじゃいます!』(小学館)
 なつめでごじゃいます!
なつめでごじゃいます!
 昨日の第1弾エッセイの続刊。体裁も色違いなだけで同じ。セットでどうぞ。
 私は(申し訳ないが)宝塚には興味ない(重ねて申し訳ない)のだが、好きな本が同じ(妹尾河童さんの本で、しかも好きな順番まで一緒だった!)だったり、好きな街が同じだったりする人と出会うととても嬉しい。特に、私もロンドンは好きで好きで好きで好きでしょうがない街で、3ヶ月とはいえ、暮せた大浦さんがすっげぇうらやましいぞ!
 大浦さんは、「行けば何とかなるだろう」と思っていた英会話が、実際にロンドンに行ってみても上達しなかった最大の理由は「そもそも日本語を喋ることすら面倒だからだ」としている。これは当たってると思う。おしゃべりが好きな人の方が絶対に語学は上達する!
 私のような、口から先に生まれてきたような女は、確かに、ロンドンでもパリでも勝手にカタコトの英語とフランス語で喋って通じて面白がっていた。一方相方は、どっちかというと日本語でも結構口が重いというか、興味のあること以外は余り喋らない、言ってみれば一部奥ゆかしい男である。だからそんな男の貯金を持っていったN○VA…金返せー!!!!!(何か違う話に)