工程を作る

 夕方、今度の旅行の行程を作る。
 旅行に行く時は必ず、時刻表など全ての情報を得て、完璧に予定を組んでおく。
 前回の旅行、というと子供がお腹の中に発生直後(笑)の会津旅行だが、その時も、5時間かかって分刻みのスケジュールを立ててから出かけた。
 何故なら、予定というのはそれを守って効率よく目的地を回るためだけにあるのではなくて、予定外の状況に対応するためにも大変役に立つからだ。
 予定を立てるためには旅行先の状況を徹底的に知ることになる。無駄がなくなるし、行ってからの理解にも役立つ。
 もし予定が狂ったとしても元の予定があれば修正もしやすいし、結果として行きたい所に行けるか、次善のルートで回れる。
 まあそんな理屈はともかく―――
 地方に行くと交通手段がないんだもんっ
 バスが平気で早く終わったり1時間に1本だったりするし、会津の時はこれを逃したらあと3時間はない、という電車(喜多方→会津若松)に乗るために、行きに40分かかった道を15分で激走した。これだって、むしろ時刻表をちゃんと調べておいたからできたことで、事前のチェックがなかったら会津に戻れなかったところだ。
 つまりは東京のつもりで行くと本当にとんでもないことになるから、事前にローカル線の時刻表はもとより、現地のバス会社のHPなどで時刻表も完璧に仕入れておく。だって限られた時間で帰りの電車までに目的地を回るのにバスが1時間に3本なんて時、事前に調べていかなかったら絶対回れないって。
 今日は現地の東武バスの時刻表とガイドブックを首っ引きで2日間の行程を作った。疲れた。やっぱりバスの本数がないからどうしても行動範囲は限られるなあ…なんてことが、実際時刻表を見てどこになどれだけいられるとノートに書き出してみないとわからないのである。いや世間の人はガイドブックを持って行くだけで、こんな面倒なことはしないのかな?
 タイムテーブルの他、各観光地の開いている時間、料金なども全部ノートに書き出しておく。ガイドブックは補足。(ロンドンに行った時なんか地下鉄の路線図もイラスト入りで手描きした(笑))
 そうそう、今度は初めての子連れ旅行だから、日光の駅前にガストがあることも相方が調べてくれた(笑)。子供がいると結局、ガイドブックに乗っているような素敵な店は最終的には電話で「赤ちゃんもいいですか?」って電話しなくちゃ本当のことはわからないし、実際は現地で冷たい目で見られるかもだから、ファミレスかファーストフードが一番楽なのだ。ちなみに、日光にマックはなかった(沈)