呼んだよ

 喚鬼久々に俺参上!(もうわけわかんない)
 今日初めて、私のことを呼んだ!
 「まんま?まんま?」とは前から言ってたんですが(しかしなぜ疑問形?ちなみに、日本の子供が最初に喋る言葉では「まんま」が最も多いそうです)。
 「まま」って言わないのね…(笑)
 そう、どんな母親も経験する!最初、母親はメシ以下!(笑)
 でも、最近はやっと私に「甘える」ということをしてきていて…え?最初からじゃないのかって?違うんだな。赤ん坊は、あれは近くにいる人間を泣いてこき使ってるだけ。親とか意識してない。生存本能=メシをくれ、おむつ替えろ、を満たすためだけに泣いて喚いてるだけ。
 つまりは、ようやく2歳近くになって、一番近くにいる人間を「親」…という定義もまだ知らんだろうな、とにかく、他人とは違う特別な人間だと理解して、「その人に」可愛がってもらいたいとか、構ってもらえないと淋しいとか、漸くそういう感情が生まれたんだと思う。繰り返すけれども、最初の頃の子供ってのは、親もクソもわかってない。親や周りの人間が勝手にそれを早々と「甘え」と解釈したり「可愛い」と感じることこそが生命維持のイタズラと言ってもいい。そうそう、生まれて何ヶ月間か、「笑顔」に見えるものも笑っているのではなく、そう見える表情を本能的に作れるようになっているのだそうだ。確かに、すっげー笑顔、なんてのは結構大きくなってからだ。
 で。話を戻すと。
 ここ最近、「ごはん」のことではない「まんま?まんま?」もあるなあと思っていたら、今日、初めて「手助けが欲しいシチュエーション」で「私を見て」「まんま?」と言ってた。
 勝手に弄れないように洋服掛けに引っ掛けてあるクレヨンの袋を取ってほしいらしく、その下に言って背伸びして「まんま?まんま?」。取ってほしいわけねはいはい。
 今朝は、子供の服の引き出しを開けたら「たーた。」と要求。しかも私が穿かせてあげようと選んだのじゃなくて別のがいいって取り出しやんの。ちなみに、「たーた」は結構早く覚えた言葉で、持ってる靴下の一部は自分で穿けます。そうだ、お風呂場に連れてくと自分でズボン下ろす(笑)。おいっ!外でするなよ!
 ゼリーを食べている時に「おいしい?」と訊いたら、「うん、おいしー♪」言うてましたわ。そうそう、「おいしーい♪」と「おいしょ。」だけは、自発的に言ってた言葉。「まんま」「ねんね」「わんわん」は口真似だった。他、最近もうちょっと口真似が増えた。しかしなあ。確かおいしいより先においしょ覚えてたぞ。
 早い子だと、同じぐらいの月齢で、児童館なんか行くとちゃんともうママを「ママ!」って呼んでるのもいますね。
 ただ、うちのは、長々と喋りはするんだよね大分前から。本当によく喋るの。ただ日本語じゃないだけ(笑)。でも、イントネーションは完全に日本語、そして喋り方は私にそっくり。
 あと、喋りかけると、「え?」って聞き返したり、「ねーねー」「ねーねー」とずっと言ってたりと、まあ、少しずつ日本語を使う人間になっていくんだな。確実に言えるのは、日本語をマスターした暁には、大変なことになるってことだけど。旦那にとっては。私と同じぐらい喋るのがいとも簡単にもう1人誕生するわけだから。