山口晃『すずしろ日記』(羽鳥書房)(ブログにも再掲)

 昨日届いて、寝る前についつい読んじゃったよ!
 ビバすずしろ!幸せ!『UP』分は自慢じゃないが連載第1回から毎号欠かさず読んできたが、展覧会で見たものや初めて見るものまでまとめて…幸せーッ。
 折り返しに、中に載っている双六用の駒とさいころまでついていたりする(笑)。駒が山口さんと奥さん(笑)。この奥さんがもう最高すぎる。例え実物はどうであれ、とにかくこの日記に登場する奥さんが面白すぎるのだ。
 もうこれは、お宝本ですね。有難う羽鳥書房。高いけど有難う。君たちがいなかったら単行本にはならなかった!
 この羽鳥書房というのは、『UP』担当者が定年退職後作った出版社。こういうところがなかったら果たして本になったかどうか。元々単行本化は熱望していたが期待はしていなかった。でも、「縁」によって実現した。正にこの日記自体が持つ力。
 よくありますね、どっかの出版社を退職後、自分の好きな本だけ出したい!と出版社を作る人。確か青蛙房だったかうなぎ書房だったか(両方共、落語関係の書籍を沢山出している出版社です)もそうだったような。