名案…身を切る?

 昨日の日記にも書いたように、哀しくも蔵書の処分をしている。
 そこで!
 数日前から考えていたのだが…
 壁に並べた本棚4本を、旦那と半分の2本ずつということにしているのだが、旦那のは1本半ぐらいしか使っていないのに私の本は入れさせてくれない。
 何で、そんなに依怙地になって「2本」を確保するんだよう〜…
 大体なァ〜ッ!!
 私のは、どのジャンルも、絶版になってるものを1冊1冊古本で集めてきた研究コレクションなんだよーっ!
 アンタの本棚みたいに、どっこでも手に入る文庫本や新書じゃないんだよーっ!
 しかし、本棚の質は人によって価値観が違うので…そっちの本を処分しろ、というわけにもいかない。
 なので。
 ならば私の本の「所有権を移譲」することによって、処分しなくてはいけない量の本を救えないだろうか!
 と。
 うう〜ん。何だか、「我が子の命だけは守るために、戦乱の地から手放す親」とか、「十分な教育を受けさせるために兄弟3人のうち2人を養子にやった親」(湯川秀樹の父ちゃん。小川珠樹・湯川秀樹貝塚茂樹は兄弟である)みたいな気分だ(笑)。
 大体、旦那と私の本のジャンルは割とかぶっているのだ。
 よーし、ホームズ関連の研究書を中心に、譲ってやろうではないか。
 旦那に「じゃあこれあげる」と言ったら「本棚に置いといて」だって。確かにさあ、隣の隣の本棚に移動するだけだけどさ(笑)。それでも何か、手放すって淋しいぜ。
 だから…今度は旦那、捨てないでね(笑)。「つ、辛いけど、そっちに行けば安全だからねっ(涙)」と思って、泣く泣く母ちゃんは君を養子に出すんだよ…