今年もあと少しですが年内観覧をお勧めします

 はー。
 これで1週空くのはめっちゃ辛いという展開でした(8時台の方です。30分前の方は、気になるにはなりますが一応今日で一区切りなので)。
 あの子祭りー♪(いや帽子の探偵さんも大好きですよ)なのは勿論、今日の回にはあらためで、作り手側はここ1ヶ月ほど本当に微妙な芸当をやってのけているなと思いました。
 スイーツ事件での「ビギンズナイト」という言葉の大安売りに始まり(笑)、あれっというぐらい早く出てきちゃうフラグにフラグ、そして「え?まだ映画始まったばっかりなのに?」と思った、まさかのファング本編登場(これ、ちゃんと次回予告で表示されてたのでネタバレとはみなしません)。正月またぎではありますが。
 最初に簡単に言えば、今シリーズから10月開始になったので、いきなり「1クール終了」「正月映画」「クリスマス商戦」がもう、盆と正月一緒に来たような大騒ぎ♪になってしまうわけですね(もっと正確に言えば、DCD最終回が劇場版という仁義なき状態で、そこに出さないわけにはいかないだろう的事情…)。だから今がいきなりな難関。映画の重要なネタなのに、映画と同時にファングと〇〇〇をクリスマス商戦にぶっこまないといけないんだろうから早期投入。それに伴ってか、本当はもうちょっと引っ張りたいんじゃないの?と思うような伏線回収もかなり早い。
 映画と本編を絡ませるのは昨今では当然としても、5月頃にやるのと違って、どっちがどっちのあんまりなネタバレになってもいけないという、縛りがありすぎなシチュエーション。大変そう〜。
 映画を早々に見ちゃった側としては、逆に、映画の興を削がないでどこまで本編としてあの夜とファングを描けるの?とも思いますし。
 勿論、映画を観られない人に不満の残るような本編でもいけないし(DCDはもう…(笑))。
 ただね、本当に、今日の回も既に、映画を観た後だったんで余計にぐっときましたよ〜。
 何故しょーたろーが偽者に対してあそこまで熱くなってしまうのか(普段の彼ならもっとあの子の意見をちゃんと聞くような)。そして、しょーたろーに「俺とお前の2人だ」と言われた時のあの子のキュンとしちゃった顔。ああいう、人が「誰かに必要とされている」と感じた時の嬉しそうな顔(…あれであの子なりに精一杯なんです(笑))…いいもんですねぇ。そういうもの全て、映画を観ておくと「ああ、そうだよな…」と思えるんです。映画で明かされる、2人が戦う、2人で戦う理由というのが…(略)…なものだけに…
 そういうわけで、脚本家は難しいことにチャレンジしているなあと、感心し応援しているところ。
 映画やんなきゃいけなかったり商戦だったりの事情もあってか、これだけ展開が早くても、後半がグダグダにならないことを…信じます。
 今年もあとほんのちょっとですが、劇場版は是非年内、そうでなくても次回1月3日の放映までにご覧になることをお勧めします。勿論、映画観覧後にこの15、16話(次回)の録画を見直すことも必須です。
 (とにかく今は煽りに煽っておいて12月中の興収上げればよくて、こういう記事こそ正に作り手の思う壺っていう可能性も捨ててはいませんけどね(笑))