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図説 ロンドン 都市と建築の歴史 (ふくろうの本) | |
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ロンドンで自分が行った場所を懐かしく思ったり、あーここも行っときゃよかった!と思ったりしました。
この本に、「2000年頃まで、ロンドンの地下鉄には降車駅で精算するシステムがなかった」とありますが、私が最後にロンドンに行った2004年時点でもありませんでした。乗り越し精算ができないんです。しかも初乗りが400円ぐらいしたし。観光客は1日とか2日とかのフリーパスを買って載り放題にします。ロンドンの地下鉄の料金は日本のように距離(これはJRだけだっけ?)で決まるのではなく、中心部から同心円状に「エリア」に分かれており、内側からエリア1、エリア2…となり、エリア内では一定料金。エリアからエリアへ移動すると高くなるんだったかな。ほっとんどの観光地はエリア1に収まっており(これが一番広い)、観光客はこれで事足りるのですが、一部危険なゾーンもあるので注意。うっかり、エリア内の乗車賃でエリアの境界を超えてしまうと、問答無用で乗車賃の数倍の罰金。尤も、この本によれば、今ではプリペイドカードがあるそうです。
図説 スコットランド (ふくろうの本) | |
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スコットランドの歴史は森護さんの本や、武部さんのケルト紀行シリーズで何度も読んでいたのですが、詳しい街の様子や現代スコットランドの問題点、スポーツ、芸術、習慣など、コンパクトで詳しい解説でした。
スコットランド出身有名人にやたら多い「イアン」君としてイアン・ランキンが出てきましたし、ランキンは文学紹介でもしっかり詳しく紹介されてましたよー!
くーっ!かっこいいぜ!ジョン・リーバス!!私の青いエプロンの君やダルグリッシュ警視長とは540度ぐらい違う超一匹狼だけど、愛してる人です。
この本には、未訳の作品として『The Black Book』という本のあらすじが紹介されているのですが、それによれば、リーバス警部は恋人の家を追い出され(あれ?いつ同棲したっけとか、間隔が空くんで憶えてない…というか未訳の作品で書かれてたのかも)、アパートには弟マイケルが転がり込み、更には部下が何物かに襲われ意識不明の重態に!
…リーバスさ〜ん。あなた前世で何か悪いことしました???(笑)
と、非常にソソる内容なんですが…まだ邦訳出てませ〜ん。
何と先月待望すぎる新刊が出ていましたが、これは違う内容です。『図説スコットランド』が2005年の本、ということは5年前には既に出ていた本で未訳のものがあるってことだから…どんだけ邦訳が遅れてるんじゃー。
それに、早いとこ初期作品も出してくれー!(『Hide&Seek』とかねー)
しかし最新刊↓も、あらすじ読むと、相変わらずハードだぜ…。
死者の名を読み上げよ〔ハヤカワ・ミステリ1834〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) | |
延原泰子 早川書房 2010-03-05 売り上げランキング : 15166 おすすめ平均 かっこいいってば 怒れる魂 Amazonで詳しく見る by G-Tools |