ドイツ代表についてつぶやくよ2010・vsオーストラリア編

 ということで、昨日は(雨ということもあって)1日中ドイツvsオーストラリア戦のニュースを追っかけて(実質的には夜の2番組しかまともに取り扱わなかったがな…)、録画して、今日もまた何度もそれを見直してはニヤニヤしております。
 私如きが呟いたところで世間の何が変わるわけでもありませんが(笑)、1人の人間のフェティシズムの発露であるということで。
 ・ラーム!ラーム!相変わらずちっちぇえな!でもその小ささが好きだよ!(大柄な選手の目立つチーム内で、1人だけボコッと小さいのですが、今回は欠場!のバラックに代わり、キャプテンを務めています。故に、試合開始時には端っこに立っているので、「ボコッ」感は以前より目立ちません。)
 ・ラーム、ついでに顔も、半ズボンとサスペンダーが似合いそうだ。
 ・今回のオープニングゴールはポルディのミドル。そういえば前回地元大会の正にオープニングゴールも、ラームのミドル(それもかなり長い)じゃなかったっけ。
 ・私はドイツサッカーファンであるが、より正確にいうと「ドイツ代表のドイツサッカーファン」なのだな、と今回あらためて納得した。ドイツリーグ(ブンデスリーガ)になると、これはこれでもっと国際的であるので余り詳しくないし、日本にいるとどうしても情報も少ないしで。純粋にドイツ人の結集した「ナショナルマンシャフト」(ドイツ代表)の集う時、やたらと興奮する。むはははは。
 ・じゃあドイツサッカー(ドイツ代表のするサッカー)のどこが好きかっていうと、勿論「強い」からですよ。しかもとことん私の好みの作戦(手数(てかず))だから。そもそも私は、「黙って自分の仕事を確実にこなす男」が好み(勿論、所謂ビッグマウスの人だって、人それぞれなので嫌いではありません。結果を残せばいいんです)。だからとにかく、最後には勝つので好き。タフだけどラフじゃない、確実に一対一のコンタクトに強いのもかっちょいい。そしてゴールがかっちょいい。ドイツのサッカーを見ていると、サッカーとは「ボールをゴールに入れるスポーツである」ということをあらためて思う。
 ・まあ確かに、この世の中でのサッカーというものの扱われ方からして、大抵は話題性がないというのは不利ではあるものの、試合というものは勝つためにやるものなんですから、勝ってりゃ私には文句ないです。その代わり、常に、勝つことを求めますが。
 ・ちなみに、ユニホームが、どうマイナーチェンジしても、「白+黒」である限りは、「小学校の体操服」なところも大好きだ(今回はちょっと、上半身がピチピチ系ですが)。いや一番好きなのはそこかもしれん。
 ・強豪に移籍したものの(やはり代表での活躍故でしょう)ブンデスでは調子が悪い悪いと言われていたクローゼが、やっぱりW杯になると生き生きしてる(笑)。このお祭り男っぽい所は、地味な顔に似合わないが(笑)、彼がブレイクしたのは2002年W杯。やっぱり「W杯の申し子」。生き生きと飛んでいる姿を観ていると実にスカッとする。
 ・思えば2002年、彼のヘッドに魅せられたのが全ての始まりだった。彼のジャンプは「人間が地面蹴って飛んでます」という感じがしない。フワッと飛んでる。気がつくと高い所にいる。かといって、羽が生えてるってわけでもない。身長も別に190cm以上あるわけじゃなく、ドイツの選手の中では平均。ただ「一瞬自分にだけ重力をなくす男」とでも言おうか。あのポジション取りとタイミングは、本当に天性としか言いようがないのではないか。「怖さをこらえてキーパーとDFの中で飛んでます」という感じも全くしない。他の選手が同じような状況で飛んでヘッドをしたら、いかにも「飛んでます!敵の中に身体ねじ込んでます!」という風に見えるのだろうが、彼の場合は見ていて全く無理がない。「生々しさがない」んだな。難しそうに見えないのが名手だというし(昔の横浜の、進藤&石井のニ遊間のようだ!)。お母さんはハンドボールポーランド代表(両親がポーランド移民である…が祖父はドイツ生まれで、ポーランドからまたドイツに戻ったというややこしい歴史が)。あの独特のジャンプはお母さんの遺伝子のように思えてならない。お父さんもサッカー選手なんだけどね。ちなみに大工の資格を持っている。(ドイツでは早くに実務系と学問系に分かれ、前者は何らかの仕事上の資格を取り、後者はアビトゥーア=大学入学資格を取って進学する。カーンとバラックアビトゥーア持ちである)
 ・その彼も「32歳のベテラン」とか言われていた。そうかそうか、平均年齢24歳のチームだから、平均を引き上げちゃってるのが彼なのか…。8年って速いねえ。2002年には、24歳だった。その頃は私だって20代だった(笑)。
 ・エジウとミュラー、マジすげぇな…。ミュラーは少年系、エジウは、あの猫背皇帝ノイヴィル氏を彷彿とさせると思うのは私だけだろうか…。忘れないよ、パラグアイ戦のゴール。
 ・さてこうなると、1位通過か2位通過かはやはり問題か。1位通過してみたら2位でイングランドが来たりして。順当?にアメリカか。2002年大会では確かベスト8でアメリカに勝って(フリンクスの「神の手」…)、ベスト4で韓国に勝っている。勝てない相手ではないが、やはり順位と相手には拘らず戦うべきか。で、イングランドvsドイツなんて試合になっても、日本の放送局が放映権持ってなかったりして。
 ・そもそも、「ドイツvsオーストラリア」は、私が今大会GSで最も楽しみにしていたカードなのだ。放送がなかったのもアレだが、予想したほどには激しい試合にならなかったのが意外だった。もっとドッカンドッカン、大柄同士のコンタクトの応酬という面白い試合になると思ったのだけどなあ。
 ・次いで、グループGならvsガーナが見たいよな…タイプの違う国同士だと思うから。しかし中継があるのは、金曜夜のvsセルビアのみです。まあ、決勝Tの放映状況にも、期待はしませんよ。さっさとネット観戦の情報集めよう。DFB(ドイツサッカー協会)のHPでも中継してくれないかなあ。
 ・バラックよ…心はいつも12人で戦っていると思う。
 ・ミュラーが「13番」をつけていることに感慨無量。なんつってたら、バイエルン・ミュンヘンの公式サイトにこんな記事が(日本語です!)。
 http://www.fcbayern.t-home.de/jp/news/news/2010/23765.php?fcb_sid=349a4b2dbec13b713f2afe1606b4508c
 ここ、日本語版もあるんなら、ニュースレターも日本語版出して欲しいです…いつもドイツ語で読めません…!